「話せるようになる」ための今時のインプット法(youtube)とアウトプット法(chatGPT)活用法
今風♪YouTube・PodcastとChatGPTで「分かる英語」を「話せる英語」へ
「言語を話せるようになりたい」誰もが願っているものです。
長文、並び替え、英訳問題はできる!
テストで点は取れる!英検は級を持っている=英語が話せるというわけではありません。
私自身、英語を教える仕事を15年ほど続けていますが、最近あらためて考えることがあります。
英語をたくさん聞いているだけで、本当に話せるようになるのだろう?
逆に何も聞かず・読まずに、ただ話す現場に自分を置けば話せるようになるのだろうか>
もちろん、英語を聞くことは大切➡それだけでは足りない
話さないといけない状況に身を置く➡それだけでも足りない
●インプットだけしてアウトプットの方法を知らなければ話せるようにはなりません。知識ばっかりの頭でっかちで、脳と口のパイプが開通していないような印象です。
●「とにかく英会話をしよう!」とアウトプットばかりしても、インプットをおろそかにしていると、自分の中に使える単語・フレーズがないので、そもそも話すことができません。
そこで最近、私自身の英語学習も兼ねて、
「インプット」と「アウトプット」をどうつなげればいいのか
を考えるようになりました。
■ 英語を話すには「材料」が必要
例えば、
「昨日、結局家にいました」
と英語で言いたいとします。
でも、
I... yesterday... stay home...
くらいしか出てこなかったとします。
これは「英語力がない」というより、
「言いたいことに必要な英語の材料を、まだ自分の中から取り出せない」
という状態なのではないでしょうか。
例えば、
I ended up staying home.
という表現を知っていたら、言えるかもしれません。
だからまず、英語を話すためには、
聞く・読むなどして、使える表現を自分の中に蓄えること
が必要です。
第二言語習得研究でも、第二言語の学習には
input(インプット)、
interaction(相互作用)、
output(アウトプット) が重要な要素として扱われています。
特に、インプットだけでなく、実際に言おうとすることで「自分には何が言えて、何が言えないのか」に気づくことが、学習につながると考えられています。(Cambridge University Press)
■ だからYouTubeやPodcastは「英語を仕入れる場所」
ここで私が注目しているのが、YouTubeやPodcastです。
英語学習用の教材でなくても構いません。
むしろ私は、
「自分が見たい・聞きたいと思えるもの」
のほうが続きやすいと思っています。
例えば、
🏰 Disney
🚢 Disney Cruise
🗽 New York
☕ カフェやホテル
🛍️ 海外ショッピング
🎀 かわいい雑貨
🧸 サプライズトイ
など。
「英語を勉強しなくちゃ」と思って見るのではなく、
「これ、面白そう!」
と思って見ていたら、いつの間にか英語を聞いている。
これが理想です。
■ でも「聞くだけ」で話せるようになるの?
ここは私自身も気になっていたところです。
英語を聞くことは絶対に必要。
でも、「聞くだけで十分」とは考えないほうがよさそうです。
例えば、
I ended up going there.
という表現をYouTubeで何度も聞いたとします。
意味が分かるようになる。
「ああ、こういうときに使うんだ」と分かる。
でも、実際に自分が
「結局、そこに行った」
と言いたいときに、口から出てくるとは限りません。
つまり、
「分かる英語」と「自分で使える英語」は別物。
だからこそ、私はアウトプットの時間も必要だと考えています。
■ ChatGPTのボイスレッスンは「自分の英語を取り出す場所」
そこで便利なのが、ChatGPTなどを使ったボイス会話です。
私が考える役割は、YouTubeやPodcastとは全く違います。
YouTube・Podcast
➡英語を自分の中に入れる(インプットの場)
ChatGPTのボイスレッスン
➡自分の中にある英語を取り出してみる(アウトプットの場)
という役割分担です。
例えば、
What did you do yesterday?
と聞かれて、
「昨日は買い物に行きました」
と言いたい。
ところが、
I went shopping yesterday.
は出てくる。
でも、
「買い物に行くつもりじゃなかったんだけど、結局行っちゃった」
となると、急に言えない。
そこで、
「あ、自分はここが言えないんだ」
と分かります。
これがものすごく大事なのではないかと思っています。
■ 「言えなかったこと」は、最高の英語教材
悔しい…。言いたいのに英語がでてこない…。
詰まってしまう…。
これは「自分が本当に言いたかったのに言えなかった表現」
が浮き彫りになる・あぶり出される瞬間です✨
例えば、
I ended up staying home.
を教えてもらったら、
I ended up staying home.
I ended up watching a movie.
I ended up going shopping.
と自分のことに置き換えて言ってみる。
すると、ただ「ended up ~ingという表現を覚えました」ではなく、
「自分が必要だった表現」
になります。
そして、後日YouTubeを見ていて、
We ended up...
と聞こえたら、
「あ!これ前に自分が言えなかったやつ!」
となる。
こうして、
インプット → アウトプット → 気づき → 再インプット
という循環ができます。
■ 私なら、こんな使い方をします
例えば30分英語に触れるなら、
🎧 15~20分
好きなYouTubeやPodcastを見る・聞く
↓
💡 2~3個だけ
「これ、使ってみたい」と思った表現を拾う
↓
🗣️ 10分
ChatGPTのボイス会話で、その表現を使ってみる
↓
✏️ 言えなかった表現を確認
↓
🎧 また別の日に同じ表現を聞く
これを繰り返す。
たくさん覚えることより、「一度聞いた表現が、自分の口から出るようになること」を大切にする。
これが私の現在の結論です。
■ おすすめYouTubeは「英語学習チャンネル」だけではない
では、どんなYouTubeを選べばいいのでしょうか。
私は、「英語を勉強するために作られた動画」だけに限定する必要はないと思っています。
例えば私がよく見るのは、Disneyや海外旅行、海外生活などの動画。
日本人が英語で発信しているチャンネルも非常に参考になります。
例えば Bilingirl Chika さん。
旅行・文化・日常などを英語で発信しており、英語字幕のある動画もあります。チャンネル自体も長く続いていて、現在も旅行やリアルな英会話を扱った動画が投稿されています。(YouTube)
また、以前から私が参考にしている Moe in USA や、MinoriさんのMini Cute Club英語版のように、
「自分が興味を持てる」
「映像を見れば何を話しているか想像できる」
という動画も、英語を継続して聞く素材として魅力的だと思います。
■ YouTubeを選ぶとき、私が大切にしたい5つの条件
ここはかなり重要です。
「英語学習に良いYouTube」を探して、難しいニュース番組や英語学習チャンネルを無理して見る必要はありません。
① 自分が日本語でも見たい内容か
これが一番。
英語だから見るのではなく、
「日本語だったとしても、この動画見たい!」
と思えるもの。
② 7~8割くらい内容が分かる
全部聞き取れなくて大丈夫。
映像や知っている単語から、
「今、ホテルについて話してるな」
「新しいDisneyグッズを紹介しているな」
と想像できるくらいがちょうどいい。
③ 話し方が自分にとって聞きやすい
人気YouTuberだから、自分にも合うとは限りません。
早口すぎる。
スラングが多い。
雑談が多すぎる。
声が聞き取りにくい。
こういう動画は、どんなに評判が良くても私は続けません。
④ 「次も見たい」と思える
実はこれが一番大事かもしれません。
「勉強になるから見なきゃ」
ではなく、
「次は何を買うんだろう?」
「この人、Disneyで何するんだろう?」
と思えるもの。
英語学習は短距離走ではなく、毎日の小さな接触を積み重ねるものだからです。
⑤ 自分が使いたい英語が出てくる
これも重要。
例えば旅行動画なら、
We ended up...
I'm looking forward to...
I wasn't planning to...
It's worth it.
I'm not sure if...
など、日常生活で使えそうな表現が自然に出てきます。
「こんなふうに英語を話せるようになりたい」
と思える人を選ぶ。
これなら、動画を見ること自体が将来の自分の英語の「見本」になります。
■ 「勉強する英語」から「好きな英語」へ
英語学習というと、
「Podcastを毎日30分聞く」
「シャドーイングをする」
「単語を覚える」
と、どうしても「やらなければならない勉強」になりがちです。
もちろん、それらにも価値があります。
でも、私は今、
「続けられること」そのものが、かなり重要なのではないか
と考えています。
Disneyが好きならDisney。
NYが好きならNY。
かわいい雑貨が好きなら雑貨。
海外の日常生活が好きなら海外Vlog。
「英語を学ぶために好きなものを我慢する」のではなく、好きなものを英語で楽しむ。
その中から、
「この言い方、使ってみたい」
を一つ拾う。
そしてChatGPTで実際に使ってみる。
■ 最終的には「英語を知っている人」ではなく「英語を使える人」へ
英語を話すためには、もちろん知識が必要です。
単語も文法も必要。
たくさんの英語を聞くことも必要。
でも、それだけではなく、
「自分で言ってみる」
ことも必要です。
そして言ってみたとき、
「あれ?これが言えない」
という瞬間が来る。
その「言えない」を失敗だと思わず、
「今、自分に必要な英語が見つかった!」
と考える。
これが、私が今いちばん大切にしたい考え方です。
🎧 インプット
YouTube・Podcastで英語をたくさん仕入れる
↓
🗣️ アウトプット
ChatGPTなどで実際に使ってみる
↓
💡 気づき
「これが言えない」と分かる
↓
📖 学ぶ
必要な表現を知る
↓
🗣️ もう一度使う
↓
🎧 また聞く
この循環を、無理なく、長く続ける。
私自身も、これからこの方法を試しながら、どんな変化があるのか記録していきたいと思っています。
「英語を話せるようになりたいけれど、何から始めたらいいか分からない」という方の、
何か一つのヒントになれば嬉しいです。
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