オンライン家庭教師マナリンク
英語

【小学生向け】2021年以降の中学英語がやばい?その理由&今できる打開策

2022/6/8

こんにちは、英語・数学を教えています安芸です^^


私はオンライン家庭教師をするまで、小学・中学英語を教える個人塾を開いていました。教室では小学生とフォニックスやチャンツ、歌やゲーム、書き取り問題などを使って、長年中学英語の準備をお手伝いしてきました。


多くのお子さんが小学生や中学1年生で英検5級を、中学卒業までに英検3級を合格され、英語が大好きな状態で高校へと進学されていきました。


ところがここ最近の生徒さんの間できく「英語はやばいらしい」という話。小学生や中学低学年ですでに英語が大の苦手になっているという話。一度つまづくとなかなか浮上できないという話。


なにが起こっているかご存じですか?今日は2021年以降英語が激ヤバになった理由や、それの対応策をご紹介したいと思います。


『英語むずかしすぎる』と思う小・中学生急増

小学校の英語の授業が必須化され、2021年以降新指導要領で授業が展開されるようになりました。


しかし「英語を話せる日本人を増やす」という国の希望とは裏腹に、

「英語」が苦手な中学生が以前よりも急増していると多くの先生は感じています。


一つ目の理由は覚えるべき単語数の急激な増加


ヤバい理由①単語量の大幅増加

新しい指導要領によれば、小学卒業までに「600~700単語」覚えていることが求められ、中学校卒業時点では、今までの1.5倍の1600~1800単語。合計すれば、私たち保護者の時代の2倍もの単語習得が求められます。


そのため、中学1年生の1学期の時点では、以前のようにABCや自己紹介などはゆっくり教えてはくれず、いきなり"Do you like~?"の説明から入る教科書も。


小学校で「600~700単語学んでいる」ことが前提で授業が進められるうえに、今後学ばないといけない単語量も多いため先生たちも必死!かなりのスピードで進んでいきます。


ヤバい理由②ありえない量とスピード

2021年以降の教科書では、今まで高校で習ってきた「感嘆文」「現在完了進行形」「仮定法」などが中学生に入ってきます。

ということは、今までと同じスピードでやってたら間に合わないということですよね?


教科書の目次を見てみると、今まで一年かけてじっくり行ってきた範囲が3~4か月にまとめられています。


4月の入学式が終わり、初めは緊張とバタバタでなかなか落ち着いて勉強ができない子が多いでしょう。7月ごろにようやく慣れる頃でしょうか?その7月までに、「be動詞の肯定文・疑問文/疑問詞を使った疑問文/can可能/現在進行形/規則動詞の過去形/不定詞」まで学ぶんですよ??!!


生徒さんによって理解のスピードは様々ですので、ゆっくりじっくり教えてほしいという生徒さんにとってはかなりキツイ指導計画だと思います…。


ヤバい理由③小学生で学んだことが前提で授業が進む


今までは英語は中学デビューの教科というイメージでしたよね。小学生の時にちょっとだけたしなんで、本格的な指導は中学校から。みんながせーので始まるから、4月の授業は比較的ゆっくり、簡単なものからスタートしていました。


しかし2021年以降、小学校で学んだ単語などが教科書に当たり前にポンポン出てくる!


そのように中学では小学校で十分に学んできたこと前提で授業が進むわりに、小学校の英語はまだまだ「遊びの延長」から抜け出せない授業体制なことも大問題です。


本来なら算数や漢字と同じくらい真剣に、繰り返しドリルを行ったり、塾や家庭教師で学ぶくらいの気合が必要ですが、『英語は中学校から本格的にやるもの。小学校ではおためし程度にやっておけばいい』感がいまだにぬぐえません。


「小学英語」の土台に「中学英語」が積みあがるのが理想ですが、その二つが一直線上にないのが現状です…。


これらの理由から、中学生になって英語が苦手、大嫌いになる生徒さんが続出!近年の状態は長年家庭教師をやってきた私も驚くほどの変化です。


ヤバい理由④オールイングリッシュで英語の授業が展開される

新指導要領によれば、中学校の英語の授業は基本英語で展開されます。それがまた苦手な生徒さんを増やす原因に…。


「英語を話せるようになる」には、英語をたくさん聞くことは不可欠です。ただabcも簡単な単語も習得できていない子にとって、英語で説明される英語の授業はまるで宇宙語。


よくわからない言語の映画がすすむのを見ているような気分でしょう…取り残されると後れを取り戻すのは難しく、浮上するのは困難になります。



【打開策】英語を小学デビュー教科に!


一番初めに私が以前小学英語の個人塾を開いていたと述べましたね。私の塾は中学3年生まで教えていたので、生徒さんたちは小学校を卒業されても、そのままエスカレーター式に塾に通われました。


そこで見てきた生徒さんたちは、中学校にあがってもスムーズに中学英語に溶け込み、習得されていました。


そう、英語を中学デビューとせず、小学生のころに英語をしっかり勉強してきた子たちは、「苦手意識」を持つことなく「英語に親しみ」をもって中学生に上がられるので、スルスルと新しいことを学んでいかれます。


つまり、中学英語を得意にするには「小学生の時からなんとかしないといけない」時代になってきたんですね!


ここ最近の中学生が直面する問題に少々危機感を感じたので「小学4年生からしっかり学べる英語コースを作るしかない!」と思いました。


個人塾で小学英語を教えてきた経験を、オンラインでも活用できないか試行錯誤を重ね、やっと自信作のコースが完成しました。


コースでは…

■小学校で学ぶことが求められている600単語を3年かけて暗記

■中学校で学ぶ文法も簡単な単語を使って丸っと予習

■フォニックスに慣れて初めて見る単語もなんとなく発音を予想できるように

■プリントを使い、実際に書く練習も!

■先生の言ったことをオウム返しに覚えるのではなく、自分で文を作る練習


などを行っていきます!

例:

「遊び」以上「堅苦しい授業」未満が目標

集中力を切らさない程度に、フラッシュカードや神経衰弱、すごろくなど、画面上で完結するゲームを取り入れ、単語や文法力を増やしていきます。


カメラの前にたち、パソコンの周辺だけでできるアクティビティも取り入れ、canの使い方・命令形・体の部位などを覚えていきます。


ただ発するだけでなく、プリントを使って単語や文法を書けるようになってもらいます。


授業で使う資料をチラっとご紹介

詳しくは次回のブログでお伝えさせてくださいね~

このブログを書いた先生

英語のオンライン家庭教師一覧

英語のブログ

【英語ブログ】 「長文になると急に読めなくなる理由」 ―― 情報量に負けない読み方を整理します

「短い英文なら読めるのに、長文になると急に分からなくなる」「途中までは理解できるけど、後半になると内容が頭に入らない」これは英語が苦手というより、長文の読み方が整理されていない状態で起こります。長文読解では、単語力や文法力だけでなく、情報を整理しながら読む力が必要になります。今回は、「長文になると読めなくなる理由」を整理していきます。① 一文ずつ処理してしまう多くの人は、英文を一文読む日本語に訳す次の文へ進むという読み方をしています。短い文章なら問題ありませんが、長文ではこの方法だと情報が積み重なりません。その結果、「さっき何の話をしていたんだっけ?」という状態になります。長文では、文章全体の...続きを見る
そらの写真
そらオンライン家庭教師
2026/3/13

現役高校教師が思う 英語ができる生徒の共通点5つ

英語を教えていると、「この生徒は伸びるな」と感じる瞬間があります。必ずしも最初から英語が得意というわけではありませんが、英語が伸びていく生徒にはいくつか共通点があります。今回は、現役高校教師の立場から感じる「英語が伸びる生徒の共通点」を5つ紹介します。① 恥ずかしがらずに音読・発音する英語が伸びる生徒は、とにかく声に出すことを大切にしています。英語はスポーツと同じで、頭で理解するだけではなく、実際に口を動かして練習することが大切です。最初は発音がうまくいかなくても構いません。大事なのは「恥ずかしがらずに声に出して練習すること」です。音読を続けることでリスニングスピーキング文法理解をはじめ、すべ...続きを見る
大西の写真
大西オンライン家庭教師
2026/3/11

【親必読】子供の英語が伸びない本当の理由|英検準1級・早慶レベルに到達する子としない子の決定的な差

なぜ英語の勉強がはかどらないのか?親が知らない「本当の原因」とは授業でも、教材でも、先生でもない。英語が伸びない子に共通する、たった一つの欠点とは。「うちの子、英語が苦手で…」その悩み、原因を間違えていませんか?「英単語がなかなか覚えられない…」 「学校の授業が悪いんじゃないか」 「先生の教え方に問題があるのでは」こんな悩みを抱えている親御さんは非常に多いです。しかし、はっきり申し上げます。英語の勉強がはかどらない本当の原因は、授業でも教え方でも教材でもありません。答えはただ一つ。「目的意識の欠如」この記事では、多くの親御さんが見落としている「英語が伸びない本質的な理由」と、その解決策を徹底解...続きを見る
上谷の写真
上谷オンライン家庭教師
2026/3/9

精読、音読、暗唱|時代が変わっても英語の学習で変わらない重要な3要素

皆さんこんにちは!講師の富岡です。英語の学習はいかがでしょうか?今回は「英語はコツコツやることが求められる科目だよ」というお話です。大学入試でも大きな差が出てくる英語。これが大きな差がつく理由は割と簡単で「コツコツ」やらなければならない教科だからです。これを嫌がるようだとやはり伸びに限界が来てしまいます。どんなに時代が変わって便利グッズがたくさん登場しても、英語をできるようにするには自分がコツコツやる以外にはありません。なんかもっと楽な方法はないの?と思うかもしれませんが、今のところ見つかっていません。ですから、英語はコツコツと「精読・音読・暗唱」をやってほしいと思います。①精読英文を正しく読...続きを見る
富岡の写真
富岡オンライン家庭教師
2026/3/8

【英語ブログ】 「訳しているのに内容が頭に残らない」原因 ―― “理解したつもり”で終わる読み方を見直します。

「一文一文は訳せるのに、読み終わると内容が説明できない」「テストで『本文の内容に合うものを選べ』と言われると急に自信がなくなる」この状態は珍しくありません。英語が苦手というより、読み方の段階が一つ足りていないことが多いのです。多くの人は、「英文 → 日本語に訳す」ここで読解が終わってしまっています。しかし本来の読解は、英文 → 意味理解 → 内容整理ここまで進んで初めて成立します。今回は、「訳しているのに内容が残らない」原因を整理します。① “訳すこと”がゴールになっている英語の学習では、「正しい日本語に訳すこと」が重視されることがあります。しかし入試やテストでは、訳の正確さより内容理解が問わ...続きを見る
そらの写真
そらオンライン家庭教師
2026/3/6

漫然と英単語や英文法をやるくらいなら、読解の基礎を叩き込もう!

みなさんこんにちは!講師の富岡です。英語の勉強では、英単語や英文法は欠かせません。ですが、その勉強自体がなんだか「漫然」としてしまっていませんか?とりあえず単語帳を眺めて単語を確認、とりあえず文法問題集を開いて4択の選択肢を選んでみる…これらは「漫然」とした勉強の代表例です。ここには「勉強している感」はあれど「身についた」という実績がありません。なぜでしょうか?その端的な答えは、なんのために単語や文法をやっているかわかっていないからです。単語や文法が本当に大事だと思えている人は、もっとたくさんの英語に触れてきています。そういう人だからこそ見えている世界があるのですね。いろんな勉強をしてきたから...続きを見る
富岡の写真
富岡オンライン家庭教師
2026/3/5

この先生の他のブログ

安芸の写真

宿題してるのに成績が伸びない子の共通点 ― 努力が結果につながらない本当の理由

2026/3/12
小中英語を主に教えています、安芸(あき)です。「真面目で、頑張り屋さんで、授業態度もよく、宿題も提出される」のに「成績があまり伸びない」そのようなお子さんも少なからずおられます。実際に見てみると、その子は決してサボっているわけではありません。ノートもきれいにまとめていますし、ワークも一通り終わらせて...
続きを読む
安芸の写真

「将来のために勉強しなさい」は小中学生には響かない ― 子どものやる気を保つ“現実的な方法”

2026/3/5
「なんでうちの子は言わないと勉強しないの…」親は子供をみてそう思います。「今がんばれば、将来楽になるよ」大人はよくこう言います。けれど、正直に言えば――小学生だった私に、その言葉はほとんど響いていませんでした。将来の自分を想像し、そのために今努力する。そんな長期的な視点を持てる子は、実はそれほど多く...
続きを読む
安芸の写真

英語が“無双状態”になる子は必ずやっている。家庭教師が教える“本当に伸びる単語暗記法”と、やってはいけない覚え方

2026/2/26
英語ができる子とできない子の決定的な差は「単語」!小中学生の英語を教えています、安芸(あき)です。家庭教師として多くの中学生を指導してきましたが、英語の点数が伸び悩む生徒には、ある共通点があります。それは、単語が定着していないことです。英語は、数学のように「公式を理解すれば解ける」教科ではありません...
続きを読む
安芸の写真

発音記号とフォニックス、成績が伸びるのはどっち?【家庭教師の現場から】

2026/2/18
小中学英語を教えています、安芸(あき)です。家庭教師として英語を教えていると、よく聞かれる質問があります。「発音記号とフォニックス、どちらを先に覚えた方がいいですか?」結論から言うと、小学生〜中学に入ったばかりの段階ではフォニックスの方が圧倒的に効果的です。ただし、発音記号にも大切な役割があります。...
続きを読む