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高校数学

数学演習(計算)の写し方

2023/2/27

数学の得点を上げる方法は計算力を上げることだと良く言われます。数学・算数の計算練習は小学校の頃はドリル等を使って毎日何題という感じで解いていたと思いますが、それが中学高校にあがるにつれてだんだんしなくなる傾向が強いと思います。色々な問題を問いている中での計算練習という意味合いが強いかと思いますが、その色々な問題の解き方がたぶん計算力を上げるか下げるかを決めるポイントかと思います。


高校にいくと問題が複雑になり、よくわからない状態で先生から数学の課題を出され、提出期限前に解答丸写しという生徒さんをよく見かけます。確かに解答を写すこと自体決して悪いことではないと思いますが、問題はその解答の写し方が数学の力を付けるかどうかの分かれ道のような気がします。


①   最低の写し方:問題もよく読まず、ただ数字を書いている写し方。ただの手の運動。

考えて考えて時間ばかりつかってしまう生徒さんもよく見かけます。これも最終的に時間に追われ解らない状態で解説も良く読まずただ写してしまう可能性があります。


②    普通の写し方:問題を読み、解答内容を確認しながら写すこと


③    ベストな写し方:問題を読み、解答を確認しながら写し、計算箇所のみ再度計算を行う。


④    よりベターは写し方;問題を読み、解答を確認しながら写し、計算箇所のみ再度計算を行う、公式・解説をきちんと読み確認を行う。


中学レベルですと学校で計算演習を行い、その前提で標準的な応用問題と進みますが、高校の場合、どうしても計算演習の時間が十分とれず定着しない状態で終わってしまいます。

問題演習は、計算方法の解説をきちんと読み理解して、そこから何回も計算演習を繰り返す過程で、解けない問題は何回も何回も写すことが大切です。計算→写す→計算、その繰り返しを行うことにより計算技能の定着が行われ、そこから問題解法の扉が開いていくと思われます。


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