本文理解へ その1
こんにちは、講師のニシオカです。
国語(現代文)で読まされる本文について、「難解で、何を言っているのかわかりにくい!」という相談を受けました。
同じように感じている人も多いと思いますので、解決に役立ててほしいと思い、ここに書きます~
そもそも、国語の文章問題で登場する本文は、もっともっと長い文章の、ほんの一部に過ぎません。知り合いの文筆家の人(で、しばしば入試問題にも文章が採用される人がいるのですが、その人)がよく言うのが「こんな切り取られ方をしたら、言いたかった文脈とズレてしまう!」というものです。「このあとに、一番言いたかったことがあったのに~」とも。
つまり、国語の本文とは、「もともとあった文章の、一部だけを切り取ってきたもの」です。わかりにくいのも当然です。しかるべき前後の文脈がないのですから。ただし、リード文や注釈には大事なヒント(その文章の前後の文脈に関すること)などが置かれることもあります。注釈も本文と同じくらい、目を通してくださいね。タイトルにもヒントがある場合もあります。
決められた時間内で、文章の理解力を判断するためのテストなので、「ほんの一部」の内容しか扱えないのは当然です。では、本文にどう向き合うのがいいのでしょうか??
私がオススメするのは、「文章展開の王道」を活かした読解です。
それは、
(1)対比
(2)変化
です。
(1)は、対比(たいひ)されているものへの注目です。「日本」と「英国」、「鎌倉時代」と「明治時代」、といった、さまざまな対比が文章では頻出します。どちらか1つだけを述べるよりも、何か比べる対象があることで、よりわかりやすく、述べることができます。「春が好き!」という一方的な内容よりも、「秋と比べた時の春は、・・・」と比較する内容の方が、わかりやすいですよね。
「この文章では、何と何が比較されているのか」という視点をもって、読んでみましょう。ただ違うのではなく、どういう点でどのように違うのか、対比させながら理解を深めてくださいね。
(2)の変化については、このあとのブログに続きますね~ おたのしみに~