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学習の「意識」 ・ 「習慣」 ・ 「効果」を高めたご家庭の取り組み事例 ④ 🔴「英語学習の鉄則!普段はひたすら復習&テスト前だけ集中対策」

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2025/8/26

こんにちは。

塾講師&オンライン家庭教師の坂口です。


実際の授業で成果を上げた生徒さんの学習方法やご家庭の取り組みをシリーズでご紹介しています。

• 第1回【取り組み事例①】🟢「自分の受講動画」による学習効果の最大化

• 第2回【取り組み事例②】🟢家庭学習のチェック&アドバイス(受講以外の科目

• 第3回【取り組み事例③】🟢「+15分の授業 × 授業動画 ≒ 2倍の学習効率」

そして今回は、第4回となります。


【取り組み事例④】「英語学習の鉄則!普段はひたすら復習&テスト前だけ集中対策」

「英語」を受講していただいているある生徒さんのお話をご紹介します。

この生徒さんは、英語がとても苦手で、2年生の2学期に私の授業を受け始めたとき、

• be動詞と一般動詞の使い分けができない

• Do, Did, Doesの使い分けが混乱している

中1の英文法からつまずいている状態でしたが、この生徒さんは勉強以外で非常にハイレベルなスポーツに取り組んでおり、やる気が出れば驚くほど集中できるという一面もありました。

そのため、基礎から反復練習する重要性を理解しており、継続力があると感じました。

そこで、基礎から徹底的に復習する学習法と短期集中型の定期テスト対策が向いていると判断しました。


そこで取り入れたのは「多段階反復学習法+短期集中型テスト対策」です。

学習方法:

1.短期完成型テキストを使用し、少しずつ学習範囲を広げ、テキストのレベルを段階的に上げていく

第1段階:中1の文法をしっかり復習

第2段階:中1から2年生2学期までの文法を復習

第3段階:中1から3年生1学期までの文法を復習

この方法により、最も重要な中1の英文法を何度も繰り返し学習することができます。


2.+短期集中型定期テスト対策(通常授業+追加授業)


学習の効果:

モチベーションの維持:短期間で1冊を終える達成感が次の学習への意欲に繋がりました

基礎力の大幅強化:基礎の部分を徹底的に学習することで、英語の基盤がしっかり身につきました

成長の実感:1冊目、2冊目、3冊目と進むにつれて、文法の理解が進み、学習スピードと正答率が向上し、「英語ができるようになってきた!」という実感を得ました

短期・長期目標の同時達成:普段は復習に集中し、定期テスト前にテスト範囲に特化した対策を行うことで、短期的な目標のテストの点数アップと、長期的な目標の英語力向上の両方を実現しました

現在は第4段階に入り、英語に対する自信もつき、今後が楽しみです。


短期目標と長期目標を同時に達成するために

英語は積み上げ型の科目であり、学年が進むにつれて内容も増えていきます。

受講開始時の最優先課題は、中1から2年生1学期までの復習でした。そのため、通常の授業では現在の学年の進度に合わせるのではなく、基礎固めに集中しました。

定期テスト対策はテストの2~3週間前から、通常授業と追加授業で集中的に対応しました。

これにより短期的な目標のテストの点数アップと、長期的な目標の英語力向上を両立させることができています。


次回は、また別の生徒さんの学習事例をご紹介します。

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