オンライン家庭教師マナリンク
国語

東京大学2025国語第4問が小説に?!

2025/2/26

講師の富岡です◎


昨日25日(火)に国公立大学入試前期試験がありました。


東京大学をはじめ、最難関大学は入試が2日間にわたって行われるので、本記事執筆時26日が2日目に当たります。


受験生、ラストスパートだよ!!


さて、1日目に東京大学で行われた国語で変更点がありました。それは、


文科専用の第4問が随筆から小説になった


というものです。


理系の人は第4問を受験しないのでともかく、文系の人は全員解かなくちゃいけない問題。これが例年の随筆から小説に変わりました。


この傾向が今後続くかは不明ですが、個人的な見解としては今後も続いてほしい良い取り組みだと思っています。


もちろん出題が小説になってもなお、東京大学の以下の狙いは変わりません。


1) 文章を筋道立てて読みとる読解力

2) それを正しく明確な日本語によって表す表現力


小説になると特にこの辺りの難度が上がりそうです。


特に東京大学の場合、解答欄の関係上、平均字数はそこまで多くないので、必要な情報を簡潔に表現する力が求められます。


まあ要は、なんでも回答に放り込めばいいというものではない、ということですね。


小説の問題は大阪大、東北大をはじめ、いくつかの学校で見られますが、これらも対策の一つになってきそうです。


私の場合、これらの過去問は共通テストを受験する生徒たちに必ず解かせます。そもそもの国語力が上がるからです。


さて、私も問題の細かい分析に入ろうと思います!


東京大学を受験しようとお考えの方は、ぜひ私の国語を受講してみてください◎

このブログを書いた先生

国語のオンライン家庭教師一覧

国語のブログ

AI時代の国語教育

国語教育の未来:AIと人間の対話が拓く新しい学び1.はじめに:AI時代における国語教育の再定義AI技術の進化は、教育のあり方を根本から変えつつあります。英語や数学などの科目では、すでにAIを活用した学習支援が一般化しつつありますが、国語教育においてもその波は確実に押し寄せています。特に「読解力」や「表現力」といった言語能力は、AI時代においてますます重要性を増しています。なぜなら、AIが情報を処理する時代だからこそ、人間には「意味を読み解く力」「文脈を理解する力」「他者と対話する力」が求められるからです。本記事では、オンライン家庭教師の現場から見える「AIと人間の対話が融合した国語教育の未来像...続きを見る
わたるの写真
わたるオンライン家庭教師
2025/12/4

論説文の読解

論説文を正しく読む4つの技術― 主張・意味段落・言い換え・対比 ―**論説文の読解は「センス」ではなく、明確な“技術”です。この記事では、プロ講師だけが教えられる本質的な読解法として、次の4つを中心に解説します。筆者の主張のつかみ方意味段落の分け方同内容の言い換えの見つけ方対比のとらえ方オンラインで学べるマナリンクの講師が、指導経験30年の視点から、“得点に直結する読み方”を整理します。1. 論説文で最も大切なのは「主張」をつかむこと論説文は 主張 → 理由 → 例 → まとめ の構造でできています。そのため最優先すべきは「筆者が何を言いたいのか=主張」を正確につかむことです。●1-1 主張は...続きを見る
わたるの写真
わたるオンライン家庭教師
2025/12/3

保護者様との面談について~「国語を伸ばす」だけでないサポートを

みなさま、こんにちは。冬がだんだんと近づいてきている時節柄、風邪などは引いておりませんでしょうか。また保護者様に置かれましては、お子様の受験の本格化に向けて熱心にお子様のサポートをしていらっしゃる季節だとお察しします。ぜひ心身ともに、保護者様も健康管理をしていただければと思います。さて、二者面談・三者面談についてのお話を少し書かせていただきます。私の方では二者面談・三者面談を定期的にお声掛けさせていただいております。単発四回のコースが終了したころ、1・2か月に一回は、保護者様のチャットの方にご案内を差し上げ、ご希望があるご家庭に関して面談を実施します。保護者様との面談は、私にとって非常に重要な...続きを見る
島田の写真
島田オンライン家庭教師
2025/12/1

【読解のルール】接続語に注目して、論理展開に強くなる!

  接続語を制する者は、読解を制す    ― プロ講師が教える国語力アップの秘訣 ―    文章を正しく読み取るには、接続語の働きを理解することが欠かせません。 「しかし」「だから」「たとえば」といった言葉は、文と文をつなぐ“橋”のような存在です。 この橋を正しく渡れるかどうかで、読解の深さが大きく変わります。 接続語が示す「筆者の考えの流れ」 たとえば、「Aは重要だ。しかしBも無視できない。」という文。 「しかし」は逆接を表し、筆者はAを否定しているわけではなく、「Aを認めた上でBも重視したい」という立場を示して...続きを見る
わたるの写真
わたるオンライン家庭教師
2025/11/13

当たり前の基準

みなさん、こんにちは。講師のしきまちです。先日、生徒Aさんが「昨日5時間も勉強した。」と言っていました。つい2,3か月前まで2時間も勉強できなかったことを考えると大きな進歩だと思います。その一方で「昨日5時間しか勉強できなかった。」という生徒Bさんもいます。実はこの2人、同じ学校を志望しています。同じ時間の勉強量ですが、長いこと講師をしていると合格する可能性は、Bさんの方が圧倒的に高いです。こんなことあえて書かなくても当然かもしれません。でも、志望校合格のためには大切な考え方だと思っているので、書いていきます。そもそも「受験生の当たり前」とは何か。それは「志望校合格に向けて努力すること」です。...続きを見る
しきまちの写真
しきまちオンライン家庭教師
2025/11/9

現代文のキーワード ①「身体」は踊る💃

はじめまして。高校国語を教えています島田です。今年の共通テストの評論では、「『ともに踊る』身体」などという表現がでてきましたが、この表現に含まれているニュアンスはわかりますでしょうか??身体というと、単純にからだ、人体、というものが辞書的な意味ですが、現代文のなかで出てくる「身体」はすこし違うイメージを持ちます。それは、「踊ってしまうもの」だということです。もっと細かく言うと、普段人間は、理性や精神といった知性でものごとを考え、行動しています。わたしたちは危ないと頭で考えて、横断歩道をわたるときは注意して渡るし、カラスが近くに飛び立ってきたら、もしかしてこの近くに子育ての巣があるかもしれないと...続きを見る
島田の写真
島田オンライン家庭教師
2025/10/10

この先生の他のブログ

富岡の写真

📢年末年始休業のお知らせです。

2025/11/28
いつもお世話になっております!講師の富岡です。最近はインフルエンザ等も流行っているので皆様どうぞお身体にお気をつけてお過ごしくださいませ。私は昨日喉をやられてしまいあまり声が出ません😭(授業でお聞き苦しいところがあったと思います。申し訳ございません。)年に1、2回喉をやってしまうのですが、今回はイン...
続きを読む
富岡の写真

共通テスト過去問演習の仕方と意義について解説✏️

2025/9/13
みなさんこんにちは!講師の富岡です◎いよいよ共通テスト出願の時期が近づいてまいりました。「嫌だ、もうそんな時期だなんて認めたくない!!」という受験生もおられるでしょう(笑)。ですが、時の流れは残酷なものですね。来てしまうものは仕方がない、ということで頑張りましょう…!今回は、大学受験生の皆さんが共通...
続きを読む
富岡の写真

【9月版】大学受験生の勉強のしかた

2025/8/31
みなさんこんにちは!講師の富岡です◎いよいよ9月になります。勉強の進捗はいかがでしょうか?8月は徹底的な基礎固めが重要だというお話を私はよくしますが、みなさんはこの8月でどれくらい基礎固めができたでしょうか?ちょうど良い機会ですので、一度振り返ってみてくださいね。さて、9月になるといよいよ「受験が近...
続きを読む
富岡の写真

共通テスト化学は◯◯から攻略せよ!

2025/8/26
みなさんこんにちは!講師の富岡です◎今回は共通テスト化学の記事になります!私の生徒には理系が多く、そのほとんどが化学を使って受験します。少なくとも理系では、化学はとりあえず必要な科目だという人が多いと思います。さて、化学というよりも「共通テストの化学」について話したいと思うのですが、みなさん、202...
続きを読む