国語
それ、本当にできてる?まぐれあたりを過信するべからず!
2025/3/16


講師の富岡です◎
国語、特に現代文で多いのが、まぐれあたりを過信して勉強を後回しにする人です。
以下のタイプがそれです。
☑️たまたま自分に合った問題だっただけ
☑️その模試自体、易しいレベルの模試
☑️2、3回くらい成績が良いのが続いただけ
この辺りは「まぐれあたり」だと思ったほうがいいです。
ですが、受験生は、これを間に受けて「自分は現代文が得意なんだ」と思い込んでしまう。
私からすれば「おう……なんという悲劇……。」です。
もちろん、きちんと点数を出してきてくれたことは素直に嬉しいですし、よく頑張ってくれたなと思います。
ですが、あくまでも大学入試本番で、きちんと取れなければいけないわけです。
私としては、現代文の点数がずっと低い生徒よりも、波があったり、易しい問題しか解いたことがなくそこでの成績に満足していたりする生徒の方が心配です。
だって、“本物”の現代文になったら解けないから!!
入試レベルの硬派な文章と、圧倒的論述量、選択肢吟味の厄介さなどを全部ひっくるめた問題を出すと撃沈します。
それまで(自分の中では)自信があった人はこう言います。
☑️全然論述が書けなかった
☑️文章が何を言っているのかわからなかった
☑️選択肢が2択残ってしまった
☑️時間が足らなかった
そう、結局「できていない」のです。
まだ“本物”を知らないだけなのです。
でも、他科目との兼ね合いでどうしてもあと回しにされてしまう現代文。
その後回し癖を無くして1年じっくり腰を据えて取り組めるかどうかが勝負なのです。
現代文は他の科目以上に伸びにくい科目です。安定させるのにも時間がかかります。
早めに始めてください。
大学受験をよくわかっている先生なら、他科目担当の先生であっても、口を揃えて「現代文だけはしっかりやっておきなさい」と言います。
腰を据えて勉強しましょう。
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