総合型・学校推薦型対策

合格体験記 奈良県立医科大学看護学科

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2024/4/19

 新しい年度が始まり、新大学一年生にとっては期待と不安が入り混じる時期です。新たな出会いや経験に胸を膨らませる一方で、未知のことに対する不安も感じることでしょう。しかし、この新たな一歩を踏み出すことで、成長と自己発見の旅が始まります。

 昨年秋の学校推薦型選抜で奈良県立医科大学看護学科に見事合格し、今春から大学に通い始めた生徒さんの合格体験記を、ご本人の了解のもと掲載します。


A.Tさん(奈良)合格体験記

私がこの大学を目指すようになったのは、高校二年生の冬頃です。それまで、看護の道は数ある選択肢の中の一つでした。進路について深く考えた時に、人の命を救える様になりたいと思い、看護の道に進むことを決めました。

高校一年生の時から、学校で良い成績を得ることと部活動を、両立する事に励みました。二年生の夏頃にオープンキャンパスに行き、学校の雰囲気や看護職の事を詳しく知り、奈良医大に行きたいという気持ちが強くなりました。また、看護学科のある他の大学についても調べ、本当に私自身が進学したいのは奈良医大なのかも考えました。部活を引退するまでに上記の事をしておくことで、受験生の時期、必ず合格するという強い気持ちを持てました。夏休み中は、受験で必要な共通テストの科目の基礎固めを主にしていました。併せて、小論文塾にも通い始めました。小論文を書くのは初めてで、何から始めれば良いのか分からなかったのですが、先生が1から教えてくださった為、不安な気持ちを持つことなく、取り組む事が出来ました。推薦入試の日が近づくにつれて、取り組む課題の量を増やしたり、志望理由書を書いたりと、こなさなければならない量が増え、不安が募るようになりました。その際、先生は、様々な種類の小論文の課題を満遍なく出して下さったり、志望理由書の内容を親身になって一緒に試行錯誤して下さったりと、すごく寄り添って支えて下さいました。そのため、当日は不安や緊張を感じず、試験に挑むことが出来ました。

推薦入試がダメだった時の為に、共通テストの勉強もしっかりと行っていました。ですが、小論文と共通テストの勉強という、異なるものを双方真摯に取り組む必要があった為、切り替えをすることが難しかったです。その点に置いて、小論文の授業があると、メリハリをつけて勉強に取り組む事が出来るため、凄く楽に勉強の計画を立てることが出来ました。言葉遣いや内容についての疑問点があっても、直ぐに解消出来るという点はすごく大きいと思います。

時事問題の勉強については、2つ良い方法があります。1つ目は、時事問題のまとめの本を購入し、熟読することです。詳しく丁寧な解説が添付されている事が多いため、理解が深まると思います。2つ目は、移動時間や休憩時間にネットでニュースを調べまとめることです。この時に、自身の考えも一緒にまとめておくと、効率よく様々な事情について考えることが出来ると思います。更に、共通テストの勉強は、英語に重点を置いておくと、推薦入試の対策にもなる為、効率がいいと思います。

併願校の公募推薦を受けたり、検定の資格を取っておいたりすることで、より安心して試験に望むことが出来ると思います。

上記に加えて、先生が適切なアドバイスを下さったり、親身になって一緒に考えて下さったお陰で無事、合格することが出来ました。今は不安な事や分からないことの方が多いと思いますが、真面目に懸命に取り組めばきっと合格できると思います。頑張って下さい!

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