オンライン家庭教師マナリンク
英語

シス単を語る

2019/9/18

2019年11月、『システム英単語〈五訂版〉』が新大学入試に対応との触れ込みで発売されるらしい。


システム英単語、通称シス単は個人的にも非常に思い入れのある単語帳である。


浪人生時代の苦楽を共にした相棒とも言って良い。

共に過ごした時間は他のどの参考書や問題集よりも長いと言える。


私が浪人生だった頃は単語帳といえばターゲット、シス単、速単あたりがメジャーだったように思う。

少し意識の高い人たちはDUOだったり単語王だったりに手を出していたイメージだ。

ちなみに鉄壁は私が浪人生の頃はまだ無かったはず。


現役生の頃はデータベースという単語帳を使っていた。学校で配布された単語帳をそのまま使っていたのだ。

決してデータベースそのものを悪く言うつもりは無いのだが、当時の思いにしても今振り返ってみるにしても私との相性はおそらく良くはなかった。

少々味気なさすぎたのである。


浪人生活を始めたての頃、まずは単語帳を刷新したいと思い本屋に向かった。

ターゲットはデータベースと同じようにどうにも味気なく、速単は「文を読みながら覚える」というのが私にはあまりにめんどくさく感じすぎて選択をやめた。

ある種必然的にシス単に手を出すことになる。当時の評価としてもまあまあではあったし、何より「ミニマム・フレーズ」というのが私には良かったように思う。


「ミニマム・フレーズ」として短くパッケージングされていたのは単語の使い方や語法を身につけるのに丁度良かったし、言葉の組み合わせによって記憶の引っ掛かりを増やすことが出来たと思う。


シス単を気に入ったもう一つの理由は「見た目」である。

シス単のカバー自体は別になんてことはないものではあるのだけれど、カバーを外して裸にしてやると何ともオシャレな単語帳に早変わりするのだ。

本のカバーをわざわざ外して裸で使った参考書などはおそらくシス単くらいだろう。

参考書の見た目なんか関係あるかと言われそうだが、長く使うものなのだから自分が手に取った時にテンションが上がる方が良いに決まっている。


私はあまり本に書き込みをするのは好きではないのだけれど、シス単にはとても多くの書き込みをした。

それもまた一つ愛着がわいている理由かもしれない。

書き込みというのは例えば類義語や対義語などの情報である。

単語帳ではよく


allow (=permit, let) ⇔forbid


などのように類義語や対義語の情報が付されている。

シス単には書かれていないけれど類義語や対義語がある場合には自分でひたすら書き込んでいった。

おかげである程度類義語や対義語に強くなったと思う。


またアクセントの位置を各単語に書き込んだ。

センター試験では第1問目にアクセントの問題が出るのでその対策だった。

シス単には発音記号が付いているのでそちらでアクセントの位置を確認すれば良いのだけれど、いちいちそちらを参照するのもめんどくさかったので単語チェックの際に自分でアクセントの位置を書き留めていった。


人によっては大したやり込みではないと思うかもしれないが、私個人としてはこれほどまでに向き合った単語帳はいない。

おそらく後にも先にもこれだけだろう。


大学受験から約10年以上、当時使っていたほとんどの参考書や問題集は処分してしまった。

しかしシス単は今でも私の本棚でひっそりと暮らしいている。

他の本には申し訳ないが、彼は私にとって特別な存在なのである。

このブログを書いた先生

このブログに関連するオンライン家庭教師はこちら

英語のおすすめの指導コース

英語の単発/短期コース
英検2級 合格対策コース
タイプ別
無料体験あり
英検2級 合格対策コース
28,000円
60分(全4回)
高校1〜3年生
  • 何を勉強したら良いかわからない
  • リスニング、長文、英作文に苦手意識がある
  • 部活や学校と両立しながら学習したい
コースの詳細を見る
英語の月額コース
【発達障害/グレーの子向け】楽しく!五感を使って英語を学ぼう
三者面談あり
無料体験あり
【発達障害/グレーの子向け】楽しく!五感を使って英語を学ぼう
20,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
中学1〜3年生
  • 楽しく英語を勉強したい生徒さん
  • 3ヶ月後に、テストで5~10点アップを目指したい生徒さん
  • 特性を理解してくれる先生を探している保護者さん
コースの詳細を見る
23,000円
60分(全4回)
高校3年生、浪人生
  • 外大受験をする
  • パートごとの攻略法を教えてほしい
  • 自分の解答に対してしっかりとしたフィードバックがほしい
コースの詳細を見る
25,000円
60分(全5回)
小学1〜6年生
  • 小学生で英検合格を目指している子
  • 単語がなかなか覚えられない子
  • 何から始めればいいかわからない子
コースの詳細を見る
英語の単発/短期コース
合格を目指す 小学生対象 英検準一級講座
タイプ別
無料体験あり
合格を目指す 小学生対象 英検準一級講座
28,000円
60分(全4回)
小学4〜6年生
  • 英検準一級合格を目指している方
  • 英検準一級の勉強が一人で、はかどらない方
  • 英検準一級合格が必要な方
コースの詳細を見る

英語のブログ

午前3時のバルコニーで、私は泣きながら英語を覚えた ネイティブだけの教室で『一番』を取った元留学生が、今だから親に伝えたいこと

 「留学すれば、英語は自然に話せるようになる」。お子さんの進路を考えるとき、そんな言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。私自身、高校生の頃はそう信じて疑いませんでした。海の向こうへ渡りさえすれば、世界が勝手に開けていくのだと。けれども、実際にアメリカの大学で私を待っていたのは、想像していたものとはまるで違う、長く、静かで、孤独な闘いでした。今日は、その中でも忘れられない2年間のことを、同じように子どもの将来を案じる保護者の皆さまにお話ししたいと思います。 私が履修したのは「スピーチコミュニケーション」という授業でした。人前で自分の考えを英語で組み立て、声に出して伝え、聴衆を納得さ...続きを見る
上谷の写真
上谷オンライン家庭教師
2026/9/28

模試の英語は、点数を見るだけではもったいない|成績を伸ばす復習方法

何が足りないのかを知る機会です模試を受けた後、「偏差値が上がった」「前回より点数が下がった」「志望校の判定が悪かった」と、結果だけを見て終わっていないでしょうか。もちろん、点数や偏差値、判定を確認することも大切です。しかし、模試を今後の成績アップにつなげるためには、それ以上に「なぜその問題を間違えたのか」を確認することが重要です。特に大学受験の英語では、同じ不正解でも原因はさまざまです。模試を受けっぱなしにせず、自分に何が足りないのかを確認する機会として活用しましょう。間違えた問題には、必ず原因があります長文問題を間違えたときに、「長文が苦手だから」で終わらせてしまうことがあります。しかし、実...続きを見る
佐藤の写真
佐藤オンライン家庭教師
2026/9/27

安心して間違ってもらえるように

間違ったらどうしよう……。生徒さんの中には、「間違えるのが怖い」と感じて、答えが分かっていてもなかなか発言できない方がいらっしゃいます。学校の授業では、どうしても正解・不正解を問われる場面が多いので、そう感じてしまうのも無理はありません。でも私は、学習において「間違えること」はとても大切だと考えています。間違えたからこそ、「どうして違うんだろう?」と考えることができます。そして、間違いを一つずつ直していくことで、知識は少しずつ身についていきます。安心して間違えられる授業をだから私の授業では、「間違えても大丈夫」と思ってもらえる雰囲気づくりを大切にしています。分からないから受講しているのですから...続きを見る
うおづの写真
うおづオンライン家庭教師
2026/9/26

まずは英語を好きになってもらいたい…!

皆さんは英語は好きですか?私が今まで指導してきた生徒さんの多くは英語が好きかを聞くと、渋い顔をして首を横に振ります。やはり、日本語とは違う言語というものは理解しがたく馴染めないので、諦めてしまうことが多いようです。私が英語を好きになった理由私は小さい頃から親の意向で英会話レッスンに通ったり寝室や車の中で親が流す洋楽を聞いて育ちました。だからといってずっと英語が好きだったわけでも、学校のテストで最初から良い点数を取れていたわけではありません。ただ、洋楽は好きだったので、好きなアーティストが歌ったり話したりする英語に興味はありました。クラスメイトが定期テストのために学ぶ英語を私は、歌の意味を理解す...続きを見る
うおづの写真
うおづオンライン家庭教師
2026/9/26

定期テストは高得点なのに模試の英語が取れない高校生へ|「学校の英語」だけでは実力がつかない5つの理由と、保護者が今知るべき真実

「うちの子、学校の英語は90点なのに、模試になると偏差値50前後…」このようなご相談を、保護者の方から本当に数多くいただきます。通知表の評定は4や5。提出物もきちんと出している。それなのに、模試の英語になると急に点が取れなくなる。「本番に弱いだけ」「たまたま調子が悪かった」と考えたくなるお気持ちはよく分かります。しかし、20年近く大学受験英語を指導してきた立場から、はっきり申し上げます。これは偶然でも性格の問題でもありません。定期テストの勉強と、英語の「実力」をつける勉強は、そもそも別物なのです。この記事では、なぜ高校の定期テスト対策だけでは英語力が身につかないのか、その証拠として模試で何が起...続きを見る
上谷の写真
上谷オンライン家庭教師
2026/9/25

「英語は暗記じゃない」文法を物理の法則のように整理する!理系のためのシステマティック英語学習法

「理系科目は公式や原理を理解すれば解けるのに、英語だけは『とにかく例文を暗記しろ』『感覚で覚えろ』と言われてしっくりこない…」そんな悩みを抱えていませんか?特に中学・高校の英語学習において、ひたすら単語や熟語、文法パターンを暗記しようとすると、すぐにキャパシティを超えてしまいます。その結果、模試や入試の長文読解で「なんとなく」で選択肢を選び、失点を重ねてしまう理系生は非常に多いです。ですが、断言します。英語は「感覚の言語」ではなく、非常にロジカルな「ルールの言語」です。数学の公式や物理の法則のように、文法を「システムの構造(フレームワーク)」として捉え直せば、暗記量を最小限に抑えながら、どんな...続きを見る
イズミの写真
イズミオンライン家庭教師
2026/9/25

この先生の他のブログ