オンライン家庭教師マナリンク
国語

読解力を身につけるために覚えておくべきことを説明するよ

2021/4/29

Twitterで流した内容なのですが、こちらに再投稿します。


国語は専門ではないのですが、実は偏差値40代から半年足らずで70越えを果たした実績があります。その異常な速度での成績向上の前後でどのように考え方が変わったかをまとめ、国語はどのように考えることが大切かご説明します。

それほど難しくもなく、少々訓練が必要ですが簡単です。


国語は、文が持つイメージが「+」か「−」かを考えさせると良いです。

国語が苦手な人は、文を単語レベルできっちりと考えようとします。これでは時間がかかる割に意味は把握できず、さらに文章同士の繋がりも正しく把握できないと良い事なしです。

なので、あまり難しく考えずに「肯定している(+)」か「否定している(ー)」かの二者択一で捉えるようにしてください。後にイメージに近い用語と使われている言葉をリンクさせると、イメージの言語化が簡単にできるようになります。

※物語の場合、「誰が」「肯定的(+)」or「否定的(ー)」まで考えてみると整理しやすいです。

懸命に言葉で説明しようとするよりも、感覚を言語化する訓練をした方が読解力は上がります。それともう一つ。文章は単文でなく段落単位で考え、段落がもつ単一のイメージを考えましょう。文章の最小単位は段落です。単文の意味が不明でも放っておいて大丈夫です。


心理学的なお話なのですが、褒める系を「+」、貶す系を「−」とすると、受け取る側は「++」「−+」をトータルで好印象と感じ、「−−」「+−」は悪印象と感じます。

筆者は説得力を持たせるため、この心理効果を文章表現に用います。好印象の表現を肯定的に、悪印象の表現を否定的に用いますので、知識として持っておくと肯定的か否定的か判別しやすくなります。

また、「−+」は最も好印象を与える効果があり、最も肯定的な表現をしたい時に使う形態なので、「−+」的表現は作者の結論に直結することが圧倒的に多いです。

ありがちなのは「確かに○○は違うように思えるかも知れない。しかし、□□なのである。」なんていう表現。これはばっちり作者の結論に直結します。段落ごとの繋がりがこの表現形態となる場合もあります。


また、人間は後に得た情報を真実と見做す傾向があり、説明文は大体後ろに結論があります。(ただし、短文の場合はこの限りではない)

文章途中の結論と後半の結論が同じ文章は読みやすい平易な文章と言えますね。結論がブレない分、とても読みやすいです。

しかし、最近の問題は文章途中の「−+」表現と後半の結論表現が微妙に一致せず、結論が絞りきれないことがあります。

このような場合、複数の結論を組み合わせ、全体の結論を自分で組み立てる必要があり、高い読解力が必要となるため難易度は少し上がります。

このブログを書いた先生

国語のオンライン家庭教師一覧

国語のブログ

京都大学の国語で差をつけるには専門家によるブーストが必要|京大模試国語A判定取得も可能

京都大学の国語は、長らく“魔境”と呼ばれてきました。なぜかというと、多くの京大受験生が、答案を書いてみたはいいもの全然得点が入らずに撃沈するという状況が大変多く起こっているからです。しばしば、「東京大学の国語はある程度攻略されているが、京都大学の国語はほとんど攻略されていない」と言われるほどです。理系受験者はもちろん、文系受験者ですら苦しい戦いを強いられるのが京大国語でしょう。そんな魔境を切り拓くべく、私は地道に研究を続けてきました。この答案でもない、あの答案でもない…と自分で答案を作ってみては、自分の厳しい採点に照らしてボツにすることがほとんど。そんな研究を続けているうちに、京都大学合格に必...続きを見る
富岡の写真
富岡オンライン家庭教師
2026/3/11

読めている“つもり”から抜け出す 国語・読解力の正体 第4回 「記述問題・作文で点が伸びない理由」 ―― 書く前に理解すべき“文章の骨格”を整理します

「内容は分かっているのに、記述問題で点が取れない」「作文を書くと、何を書けばいいか分からなくなる」国語の勉強をしていると、こうした悩みをよく聞きます。しかし多くの場合、問題は文章力そのものではありません。原因は、文章の骨格を理解せずに書こうとしていることです。今回は、記述問題や作文で点が伸びない理由を整理します。① 「思いついたこと」を書いてしまう記述問題でありがちなパターンは、自分の感想を書く本文の一部だけを抜き出すなんとなく似た言葉でまとめるこうした書き方です。しかし入試やテストの記述問題は、「本文の内容を正しく整理できているか」を見ています。つまり、思いつきではなく根拠に基づいた要約が求...続きを見る
そらの写真
そらオンライン家庭教師
2026/3/9

文章理解へ その2

講師のニシオカです。「文章理解へ その1」のつづきです~(2)の変化は、(1)の「他との対比」ではなく、そのもの自体の変化を指します。「もともと日本人は・・・・だったが、・・・・するようになった」などの内容ですね。「そんなの簡単!」と思いますよね。たしかに、「変わった」という点だけなら簡単です。ただし、「国語力を上げたい!」と思うあなたに、もう1つ、ライバルと差をつけるための視点をアドバイスします。それは、「なぜ変わったか」という視点です。その変化には、どんな目的や狙いがあったのでしょうか。時代や社会の流れが関係している場合もあるし、環境の変化でしかたなく変化した場合もあります。何か目指すべき...続きを見る
ニシオカの写真
ニシオカオンライン家庭教師
2026/3/9

本文理解へ その1

こんにちは、講師のニシオカです。国語(現代文)で読まされる本文について、「難解で、何を言っているのかわかりにくい!」という相談を受けました。同じように感じている人も多いと思いますので、解決に役立ててほしいと思い、ここに書きます~そもそも、国語の文章問題で登場する本文は、もっともっと長い文章の、ほんの一部に過ぎません。知り合いの文筆家の人(で、しばしば入試問題にも文章が採用される人がいるのですが、その人)がよく言うのが「こんな切り取られ方をしたら、言いたかった文脈とズレてしまう!」というものです。「このあとに、一番言いたかったことがあったのに~」とも。つまり、国語の本文とは、「もともとあった文章...続きを見る
ニシオカの写真
ニシオカオンライン家庭教師
2026/3/9

現代文の成績が伸びない高校生へ|正しい勉強法と歩んだ合格体験記(#30)

「国語はセンス」だと思っていた私が、“読み方”を学び、4ヶ月で偏差値14アップしました。問題を解いても、なんとなく答えてしまう。何をどう勉強すればよいのか分からない。そんな悩みを抱えていた一人の受験生がいました。高校3年生の春、国語の偏差値は 51。しかし「文章の正しい読み方」を学び始めてから、状況は大きく変わります。わずか4ヶ月で偏差値は65へ。今回は、実際に受講した生徒のアンケートをもとに、現代文の読み方が変わった受験体験をご紹介します。「本稿を寄せていただいた、卒業生へ」他の受験生との競争である以上、自分の努力だけで結果が決まるわけではないのが入試です。どの教科を勉強するにも、必ず不安は...続きを見る
野又の写真
野又オンライン家庭教師
2026/3/8

奇跡の生徒様が国立医学部合格→医学部学年成績1位まで辿り着くまでの話

その子が登場した日、塾が騒がしくなりました。塾長が面談していたので、私は詳しくは知りません。コピーをしに通りかかった時に、塾長に呼びとめられました。「内田さん、小学お受験組は伸びませんよね?」と聞かれ、「そうですね」とだけ答えました。小4のAちゃん(仮名)という子でした。塾長に説教を喰らったみたいで、お母様は泣いていました。(後日談:約20年後お母様に伺った話では、私は鉄のように無表情だったようです🙇🙇🙇多分、幼児教育で子どもを無理やりお行儀のよい子にしたがる親が嫌いだったのでしょう)その日、そちらのご家庭では「話し合い」があったようです。泣かされたお母様は塾長の言葉に何かを感じて、「もしかし...続きを見る
内田の写真
内田オンライン家庭教師
2026/3/4

この先生の他のブログ

小関の写真

数学専門講師ですが、読解力コースを作りました

2021/5/21
数学専門講師である私が、読解力習得に特化したコースを開設いたしました。成績だけで言うなら偏差値70を越えている国語が圧倒的に良いのですが、誰かに説明するとなると数学が最も説明しやすいという理由で数学講師をしています。それで大丈夫なのか?と思われるかも知れませんが、教科書を1度読んで入試問題解けるレベ...
続きを読む
小関の写真

前のブログで書いた「解釈」について、もう少し詳しく説明するよ

2021/4/27
先日、勉強の仕方の手順について解説しました。しかしながら、内容自体は「自分で考える」「解釈する」という、何とも漠然とした内容に終始していました。具体的な方法論まで詳しく書こうとすると対象が大幅に絞られてしまうため、このような言い方しか出来なくなります。人によって最適な方法は違いますので、詳細な説明は...
続きを読む
小関の写真

勉強の仕方を解説するよ

2021/4/23
みなさん、自主学習はどのように行っているでしょうか?学校で「問題集を何度も解きましょう!」「ノートを見直ししましょう!」などと言われ、とりあえず問題集を解いて教科書やノートを見る人は多いと思います。しかしながら、ただ読んでただ解くだけでは応用問題が解けず壁にぶつかる人が多いのではないでしょうか。難関...
続きを読む