【英語の勉強】どれくらいやれば、できるようになるの?
2020/12/5
こんにちは!
若田部です。
今日は
「英語の勉強時間」
について
お話しようと思います!
なんとなく・体験談
ではなく
科学的・データ的な
部分からお話ししますので
よろしかったら
ご一読ください!
勉強
特に「語学学習」って
終わりが見えない
いつまで経っても
できるようにならない
いつまでこんなに
辛いことを続けなきゃいけないんだろう…
そんな感情を
持ってしまうこと
ありませんか?
実は、
さまざまな研究で
「語学習得」に必要な時間について
少しずつですが
明らかになってきているんです!
では、実際に
どのくらい勉強したら
英語ができるようになると
思いますか?
「んなもん、人によるやろ」
「個人差大きいんじゃない?」
もちろん
そういった側面もあります。
現に、
日本人がどれくらいの時間で
英語を習得できるかについて
直接的な研究はまだありません。
けれども、
英語ネイティブが
日本語を習得するのに
どれくらいの時間がかかったか
については
こんな研究があります。
2010年
イリノイ大学の研究では
約2400~2800時間くらい
かかることが示されています
習得レベルとしては
「愛とは」
「家族とは」みたいな
抽象的な概念を
説明できるようになるまでに
かかった時間をまとめたものです
この研究は
一日5時間の授業を受け
3~4時間の自主学習を
伴ったものです。
1日あたり8時間くらい
勉強している計算に
なります
ざっくり計算して
毎日8時間勉強すれば
300日~350日
かかるということになります。
1日8時間も
英語ばっかり勉強してられないよ…
そんな声も聞こえてきそうなので
別の研究もご紹介します。
もう少し緩い研究で
英語ネイティブの宣教師が
日本語を話せるようになるのに
約4200時間
かかったというデータがあります
宣教師と言われても
ピンとこないかもしれませんが、
イメージしやすいのは
結婚式のチャペルで話してくれる
英語圏のおじさんの日本語
です
アナタハ
ヤメルトキモ
スコヤカナルトキモ…
みたいなイメージを
持ってもらうと
わかりやすいかと思います
仮に母語話者から見て
カタコトであっても
結婚式という
人生の一大イベントで
主役の二人に対して
関われるほどの言葉を
話せるようになる
そう考えると
そこまで言葉を操れるのは
すごいことですよね!
その語学レベルを
想定していただいた上で
計算すると
仮に
毎日3時間
勉強時間を取ったとして
1400日
3年10ヶ月くらいです
もちろん
上でも申し上げたように
「日本人が英語を話せるようになる」
研究ではなく
「英語ネイティブが日本語を話せるようになる」
ときの研究なので
誤差はあるかもしれません
しかし
「日本人が英語を話せるようになる」
についての研究はないので
日本人の外国語学習に
どれくらいの時間がかかるのか
を考えてみる上では
非常に参考になるデータ
だと思います
もしあなたが
学校で習ってるのに…
家で勉強してるのに…
塾に行ってるのに…
全然英語ができるようにならない…
そういった思いをお持ちであるならば
一度冷静に考えてみませんか?
学生の皆さん
皆さんの総勉強時間は
何時間くらいありますか??
保護者の皆さん
お子さんの勉強時間は
どれくらい取れていますか?
もし今の段階で
1000時間勉強できているとしたら…
あと
1400時間勉強を続けたら
ゆるりと勉強しても
3200時間勉強を続けたら
できるようになってる
可能性が高いわけです
自分が思っている
英語ができるようになっていたいとき
お子さんに期待している
英語をできるようになってほしい年齢
そのときまでに
「あと何時間くらいの努力が必要か」
ざっくりではありますが
簡単な計算で割り出せるところまで
研究が進んできています
その時間を計算して
割り振って
日々努力を続けたら…
終わりが見えてきそうじゃないですか!?
ゴールがあるから
目標があるから
目的があるから
終わりがあるから
頑張れるものです
そういったゴールを見つける
一つの指標として
2400時間~4200時間
ぜひ活用してみてください!!
ちなみに
僕が使っている
勉強コーチングの理論は
「時間を上手に使う」
「ゴール設定をする」
「長期間モチベーションを持続させる」
といった習慣にまで
アプローチをしていくことができます。
ご興味いただけましたら
お問い合わせ
お待ちしております。
今日のお話はここまで!
お読みいただきありがとうございました!
この先生の他のブログ
こんにちは😄マナリンク講師の若田部です!高校3年生の6月多くの保護者の方が「うちの子は総合型選抜で大丈夫だろうか」「何かできることはないだろうか」と不安を感じている時期ではないでしょうか?私のもとにも、この時期になると「子どもにどう声をかけたらいいか分からない」「ついつい口を出してしまう」といったご...
こんにちは😄マナリンク講師の若田部です!「総合型選抜では特別な実績がないと合格できない」「部活で全国大会出場レベルじゃないと評価されない」「海外留学経験や資格がないと話にならない」このような"思い込み"に悩んでいる高校生や保護者の方から、よく相談を受けます。結論から言いますと、これらはすべて【誤解】...
こんにちは☀️マナリンク講師の若田部です🧑🏻🏫「総合型選抜にチャレンジするべき?」「学校推薦型と一般選抜、どちらに力を入れるべき?」このような質問をよく受けます。入試方式の選択は、皆さんの受験戦略において最も重要な決断の一つです。今回は、主要な3つの入試方式の特徴と、それぞれのメリット・デメリット...
こんにちは☀️マナリンク講師の若田部です。総合型選抜(旧AO入試)は、従来の学力試験だけでは測れない多様な能力や可能性を評価する入試制度です。しかし「いつから」「何を」準備すればよいのか迷っている方も多いのではないでしょうか?今回は、高校生活の各段階で取り組むべきことと、高校3年生になってからの具体...