英語

#16 授業では習わない「記号」のお話~番外編~

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2021/5/8

今回は、日常生活で見かける記号を取り上げていきます。


@ アットマーク

日本語では「アットマーク」と言いますが、この言い方は和製英語です。英語ではat signと言います。この記号は元々、商業の分野で「単価」を表すために使われていました。

¥300「1つにつき300円で」

私たちに馴染みがあるのは、メールアドレスでの使用ですね。

(ユーザー名)(ドメイン名)


© 著作権表示記号

著作権者を表す記号です。copyrightの頭文字から来ています。皆さんが持っている本の最後のページ(奥付)に表示があるはずです。

 


® 登録商標記号

特許庁に登録された商標であることを示す記号。registered trademarkの頭文字から。

  


™ 商標記号

特許庁への登録の有無にかかわらず、商標であることを示す記号。登録申請中の商標に用いられることもあります。trademarkに由来。

  


℃ 摂氏(セ氏)

温度を表す記号。水の氷点を0度、沸点を100度として、その間を百等分したもの。記号「°」は目盛りの単位である「度(degree)」を表しています。「C」は、この温度表示法を考案したスウェーデンの天文学者Celsius(セルシウス)の頭文字から。「摂氏」という表記は、Celsiusの中国語表記である「摂爾修」に由来しているそうです。

80 ℃は英語ではeighty degrees Celsiusと読みます。(Cはcentigradeと読まれることもあります。)


# 番号記号(井桁、ハッシュタグ)

Twitterなどでの呼び名「ハッシュタグ」で有名ですね。元は「番号」などを表す記号です。電話のキーにも使われていて、その場合はふつう「シャープ」と呼ばれますが、本当は正しい呼び方とは言えません。なぜなら、本物のシャープ記号「♯」は形が違うから!

# 番号記号 ※横棒は水平で、縦棒は少し右に傾いている。

♯ シャープ ※縦棒は垂直で、横棒は少し右上に傾いている。

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