英語

#51 誤解されている英語⑤~waist「腰」~

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2021/12/15

She has a slender waist.「彼女のは細い」

英語のwaistと日本語の「腰」が指す範囲の違いに注意が必要です。

英語のwaistは「腰のくびれた部分」を指します。

一方で日本語の「腰」は、くびれの下の「骨盤の周り」も指すことがあります。「彼女はに手を当てて立っていた」を

×She stood with her hands on her waist.

と訳すと、手が腰のくびれた部分に当てられていることになってしまいます。手は「骨盤が張り出した部分」に当てられているはずなので、英語ではhipを使います。「え?hipって『お尻』という意味じゃないの?」と思う人もいると思いますが、それについてはまた別のブログ記事で取り上げることにします。

〇She stood with her hands on her hips.

左右の張り出している箇所を指しているのでhipsと複数形になっています。

また、「が痛い」を英訳する時は、(lower) back「背中(の下部)」を使うのが自然です。(ちなみに、英語のbackは「首の付け根から足の付け根の間」を指すので、日本語の「背中」と指す範囲が違うことも要注意です。)

I have a pain in my (lower) back.=I have a backache.

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