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楽しい質問”が力になる!オンライン授業で生徒が発言・アウトプットしやすくなる秘策

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2025/9/1

小中英語を主に教えています、安芸(あき)です。


🎤楽しい質問”が力になる!

オンライン授業で生徒が発言・アウトプットしやすくなる秘策


「うちの子、人前だと緊張して口数が少なくて…」

そんな声をよく聞きます。でも実は、“話さない子”が“話せない子”とは限らないんです。


私の授業は「対話型」で進むので、授業のよっては先生と生徒の話す量は半分半分くらい。そのため普段から「会話・アウトプット」「子ども主役の楽しい問いかけ」を授業の中心に置いています。今回は、緊張しがちな子・発言が苦手な子が思わず“しゃべりたくなる”問いかけの工夫をご紹介します!


💡「正解」を求めない問いかけが、心のドアを開く

オンライン授業では、いきなり発言を求めると固まってしまう子もいます。まずは緊張をほぐすのがアイスブレーキングタイム。ここはお子さんが好きなものを披露できるような話題を振ります。好きなものの話になるとみんな饒舌になったりしまいますよね^^


また「答えがひとつじゃない質問」が力を発揮します。

たとえば、こんな問いかけ。

●行けるとしたらどこに夏休み旅行行きたい?

●お祭り行ったら何食べよう?

●その推しをすきになったきっかけって何?


こういった問いには、“正解”がありません。

「自分の気持ちを伝えていいんだ」という安心感があるから、どの子も少しずつ言葉を出してくれます。


💡繰り返しの術で答えに導く

英文法や数学のルールなどは「インプット」よりも「アウトプット」で理解が深まります。最終的にはお子さんが自分の言葉で説明できるようになることが目標ですが、いきなりはハードルが高いので三つのステップで発言を促します。


①私が説明して「インプット」させます。

②続いてヒントを与えつつ半分アウトプットさせます。

③最後に全部お子さんに答えてもらいます。


こんな感じです。

私(一回目):「英語は一つの文に動詞が横並びにくることはできないの。動詞どうしは裸の付き合いがニガテ。そのままの形で横並びに置くと「食べる好き」みたいに不自然になっちゃう。だからその間にtoを置くことで、いい感じに馴染ませるんだよ。」


私(二回目):「英語は一つの文に動詞が横並びに来ることはでき・・・・?」

ここまでいって答えを導きます。

「そのままの形で横並びに置くと、どんな風に聞こえる?」

「だから、その間に何をおいてなじませるんだっけ?」


このように8割答えを言いつつ、ポイントとなるところだけお子さんに答えてもらいます。


(三回目):「なんで不定詞を動詞の間に置かないといけないの?」

言葉を変えて質問し、自分の答えで説明できるかどうかを確かめます。


💡目で見て思い出すヒントを全身で!

質問して答えられなそうなら、思い出せそうなヒントを体で表現することもあります。

私の授業では単語によっては『教える時に「ジェスチャー」をつけて話す』ようにしているので、そのジェスチャーが来たらこの単語、とお子さんたちは覚えるようになります。


例えばwithと言ってほしい時は、左手と指手の人差し指がくっついて沿うようなポーズをします。私の授業ではこれがwithのサインだからです。


ヒントとなるカードをカメラに映して思い出しやすくすることもあります。


単語を連想させるようなポーズ、顔、手文字などを見せることもあります。それも大げさに大胆に体全体を使って(笑)ヒントがなくても答えられるようになる、が最終目標ですが、無口だったり発言が苦手なお子さんにはまず『声に出して授業に参加してもらう』が第一目標だからです。


💡推しや自分の日常生活と絡めて例文を作る

英語を自分の生活と絡めたり、自分に関係しているものと絡めると、とたんに発言が増える子がいます。やっぱりだれでも「好きなもの・関心があるもの」だと意欲的に考えたり発言したりできます。


ただ英文を書いてみよう。といわれるよりも「私は(推しの名前)が好きだ。彼は歌を歌うのがうまい」と書く方がやっぱり楽しい。


最近だと「私は友達に(宝石のキーホルダー)をあげたい」と文を作った小学生がいました。←最近レジンで作ったキーホルダーがあり、友人にあげたかったそうです^^


自分の生活に全く関係のないものを勉強していると思うと楽しくありません。楽しくないと、言葉を出したくなくなってしまうかも…。生活の中で使えるものを学んでいると思えれば、授業に意欲的になり、発語も増えてきます。


まとめ:楽しい問いが、学びの扉を開く

「話すのが苦手…」そんな子どもたちも、問いかけ次第で“話したくなる”スイッチが入ります。


子どもたちは、自分の言葉で伝える力を、ちゃんと持っています。

その力を引き出すのが、“楽しい問いかけ”という魔法なんです。


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