定期テストから学ぶこと
2023/6/7
新学年になって初めての定期テストが終わったころでしょうか。
決められた特定の範囲からの出題が多いので、「よくわかってないけど、とりあえず暗記して乗り越えた!」という人もいると思います。
特に、古文や漢文といった「外国語」は、現代語訳をする時に直訳では言い表せないものもありますね。慣用表現や文脈による解釈がたくさん出て来ます。
「定期テストのためだけに暗記したこと」は、そのテストが終わってしまえば、「もう要らないもの」として忘れてしまうだけですね。でも、それはかなりもったいないことです。
せっかく「とりあえず暗記」したのですから、そこから一歩先に進むことが出来ます。その歩みこそ学習です。どんな内容かをざっくりでもすでに知っていることは、文章理解への大きな足がかりになりますよ。「どうしてこの訳になるのだろう」「この場面を描いた筆者の意図はなんだろう」、と読み返したり、考えたりすることで、次に出会う新しい文章への読解力にもつながります。「文法的に理解できてないかも」と気づいたら、少し意識して文法の復習もしてみましょう。
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