毎日コツコツが、一番ラク!
2024/2/5
こんにちは、講師のニシオカです。
皆さん、英単語帳と古文単語帳、どちらが開く回数多いですか?
多くの人が、即答で「英単語帳!」と答えると思います。
「英語は外国語だから、英単語が分からないと、絶対読めるようにならない」と思う人が大半だと思います。そして、それは正しい判断です。
では、次の質問。古文は外国語でしょうか?
いかがでしょう。「国語」という教科に含まれているので、外国語とは言えないような。。。と思いますよね。でも、よくよく考えてみましょう。
受験や模試で出典になることの多い文学作品は、古いものなら平安時代。
紀貫之さんが高知から京都まで旅をしたのも、今から1100年も昔です。
今の私たちが暮らす社会の常識や文化や価値観、まして言葉の使い方が、そのまま通用すると思いますか?わずか40年前に「バス車内や電車内、駅のホームでタバコを吸う人が普通にいた(許されていた)」ことだって、2024年の常識から考えると、「いやいや、ありえない!!」となりますもの。近くても200年、遠ければ1200年もの時間が隔たれば、通用しないことだらけです。
オススメしたいのは、「古文は外国語である!」という意識です。
外国語だからこそ、単語の意味や文法をしっかり理解しないと、克服は出来ません。
なんとなくで文章の意味をわかろうとしがちですが、英語同様に、「外国語なんだから、単語の意味をまずは覚えよう」と思ってみましょう。
受験や試験の直前にあわてて暗記するのではなく、日常的に古文単語帳を開く習慣をつけませんか。毎日5分でもかなり効果がありますよ!
ポイントは、例文です。ただ単語の意味を暗記するのは、楽しくないし、すぐにやめてしまうものです。どのような場面で使われたのか、例文の状況ごと頭に入れていきましょう。現代語訳そのものを忘れても、「こういうイメージの単語だ」という印象は残りやすいです。
また、はじめのページからコツコツやるのが苦手な人は、「今日は形容詞をやろう」とか「重要語だけ読もう」とか、あるいは、「なんとなく開いたページから5分で読める範囲だけ!」と決めるのもOKです。とにかく毎日数分古文単語帳を開いてみましょう。
「単語はそこそこ覚えたけど、模試や試験で得点にならない」と悩んできたら、古典文法を始める時期ですよ。そんな人には、こんな講座もあります!
〔古文〕入試で必ず出題される!頻出古典文法 | 古典 | オンライン家庭教師マナリンク (manalink.jp)
一人一人のレベルにあわせて、その時期(学年など)に習得しておく文法を、一緒に楽しく学習しましょう。
ニシオカ
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