【古文の勉強法】共通テスト対策「文脈ってどうやってとるんですか?」
2024/6/17
夕霧くんは模試の成績がめちゃ優秀だった
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先生たちが「やはり前世の行いが素晴らしいのでしょう」と言ってむせび泣く
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光源氏も泣いた
さて、なぜ光源氏は泣いたのでしょうか?
文脈をとるというのは、今読んでいる文章と前の文章との整合性をとることを言います。
別の言い方をするなら、あなたが欲しい情報は「前の文章までに言及されています」。
上に矢印で示した問題は誰でも理解できるでしょう。
しかし「古文」で書かれてたら理解がむずかしい?
じつは現代文も英語も古文もまったく同じですが、今読んでいる文章と前の文章の関係を絶えず意識しつつ読解の訓練をするしかありません。
なぜなら、文脈をとるというのは、文法に対する「絶対的な」信頼がないとできないからです。
文脈を取れない人は文法をあまり信頼してない、すなわち問題演習量が圧倒的に少ないのです。
上の矢印で示した問題の簡単さが、それを如実に表しています。
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