【高校入試国語】“指示語”を読んでいますか? 「これ」「それ」「このこと」が分かるだけで読解力が上がる理由
■「これって何を指しているの?」
国語の問題を解いていると、
「文章の意味がよく分からない」
「読んでいる途中で内容を見失う」
「記述問題になると答えが書けない」
という経験はありませんか。
実はその原因の一つが、
指示語を正確に追えていないこと
にあります。
説明文でも物語文でも、
文章は指示語によってつながっています。
そのため、
「これ」
「それ」
「このこと」
「そのような考え」
が何を指しているか分からないと、
文章全体の理解が難しくなってしまいます。
■指示語とは何か
指示語とは、
前に書かれている内容を繰り返さずに示す言葉です。
例えば、
「読書には多くのメリットがある。これによって知識が増える。」
という文章なら、
「これ」は
読書には多くのメリットがあること
を指しています。
筆者は同じ内容を何度も書かず、
指示語を使って文章をつなげています。
つまり、
指示語を正しく追える人ほど文章を正確に理解できるのです。
■国語が苦手な人の特徴
国語が苦手な人は、
指示語を見ても深く考えずに読み進めます。
例えば、
「このような考え方」
という表現が出てきても、
何を指しているか確認しません。
すると、
文章の途中から内容が曖昧になり、
設問に答えられなくなります。
一方で国語が得意な人は、
指示語が出てきた瞬間に
「何を指しているのだろう」
と確認しています。
この差が読解力の差につながります。
■指示語は前を探すのが基本
国語の読解では、
指示語が出てきたら
まず前の文を見ることが基本です。
例えば、
「このことから分かるように」
という表現が出てきた場合、
直前の内容に答えがあることがほとんどです。
高校入試でも、
指示語の内容を問う問題は頻出です。
そのため、
普段から確認する習慣を付けることが重要です。
■説明文では特に重要
説明文では、
筆者の主張が指示語でまとめられることがあります。
例えば、
この考え
この仕組み
この現象
などです。
これらを曖昧にしたまま読むと、
筆者の主張を取り違えてしまいます。
以前紹介した
「接続詞に注目する読解法」
と組み合わせると、
文章の構造がさらに見えやすくなります。
■記述問題でも差がつく
記述問題で点数が取れない人は、
根拠を探す際に指示語を見落としていることがあります。
指示語の内容が分かると、
記述に必要な部分を探しやすくなります。
逆に、
指示語を理解していないと、
どこを根拠に書けばよいか分からなくなります。
■今日からできる国語の勉強法
問題演習をするとき、
指示語に丸を付けながら読んでみましょう。
そして、
その横に
「何を指しているか」
を一言でメモします。
例えば、
「これ」
→ 読書の習慣
「このこと」
→ SNS利用時間の増加
というように整理します。
最初は時間がかかりますが、
続けるうちに自然に追えるようになります。
■まとめ|指示語を追うだけで読解力は伸びる
国語が苦手な人ほど、
文章をなんとなく読んでしまいます。
しかし読解力が高い人は、
文章のつながりを意識しています。
その代表が指示語です。
・「これ」は何を指すのか
・「それ」はどこを受けているのか
・「このこと」とは何か
を考えるだけで、
文章の理解度は大きく変わります。
国語の点数を伸ばしたい方は、まず指示語を丁寧に追う習慣から始めてみてください。
もし1〜2か月続けても読解問題の正答率が上がらない場合は、文章の読み方そのものに課題があるかもしれません。
国語の読解や高校入試対策でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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