語源から紐解く英単語学習
単語の暗記と言えば多くの英語学習者が苦しむ領域ですが、また同時に一番重要と言っても良いぐらい英語学習には欠かせないことですね。どんなにルールを知っていてもコマがなければ勝負になりません。
大学の受業でも口を酸っぱくして語源の説明をしていますが、なかなか自分で勉強をする気になってもらえません。これは、どうも語源学習の楽しさ、効果を説明しきれていないのだ!と反省。 今日はそんなお話しです。
英語には、綴りが似ていて覚えにくい、間違い易い単語が沢山あって、「あー、もう無理!」と思ってませんか? でも、語源が分かると全く違うものに見えるんですよ!
例えば、日本人の苗字で、三宅さんと宮木さんがいます。アルファベットで書くとMiyakeとMiyaki、これ外人が見ると区別が難しい。 そもそも英語ではアクセントのない"e" は 「え」ではなく「い」に近い発音なので、両方「みやき」 に思えるし、アルファベット一個しか違わないので区別が難しいんですね。 でも、日本人は、「三」の「お宅」の三宅さんねとか、「お宮」の「木」の宮木さんねと思うので全然別ものですよね。
英語の語源がある程度わかると、これが英語でできるんです。
例えば、contract と contrast は、似ていて区別が難しいと感じますね。でも、語源をしっていると全く別ものに見えます。 con 一緒に + tract 引っ張る と、contra 反対に + st 立つ
です。 contract は契約、契約する などの意味ですが、一緒に引っ張る、つまり契約に縛られているので、契約から逸脱しようとしても引っ張られて違反できないようにするものですね。
contrastは、相反して立つ、つまり目立つ、いわゆる既に日本語のコントラストです。
語源は多々あるのですが、30-50個知っているだけでも、何百から千もの単語の意味がストンと落ちる感じで理解できたり、知らない単語を推理することが出来ます。それに既に知っている単語の中に散りばめられているものであって、新しく覚えるというものでも無いんです。
conは、知っている人も多いと思いますが, co, con, com などは語源が同じで、一緒とか、with 共にの意味ですね。 company 会社、同伴は、con一緒に、pan パンを食べるから来てます。同じ釜の飯を食った〜というやつですね。 tract は、attract 魅了する、attractionアトラクション(人寄せするもの)で使ってますね。 contra は、contradict → contra 反対に + dict 話す です。 Dict 話すは、dictionary のdict でしょ?! st 立つは、statue 像、stand 立つ で使ってますよね。 ほら、こんなに沢山知ってるでしょ?
これを使わなかったらすごい勿体なく無いですか? そんな面倒なことこれ以上やりたくないと思ってるあなた! 50個知って(多分ほとんど想像できるものばかり)、語彙が爆発的に増えてもそう思いますか?
The ball is in your hand. The choice is yours. さあ、あなたならどうしますか?
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