英語

#37 カタカナ語に要注意⑤「アメリカンコーヒー」

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2021/8/8

みなさんはコーヒーは好きですか?私は好きで毎日飲みます。一説では1日に数杯のコーヒーを飲むことは健康に良いとのことです。

 

一口にコーヒーと言っても実に色々な種類がありますね。ブラックコーヒー、カフェオレ、エスプレッソetc.

「アメリカンコーヒー」という種類も聞いたことがあると思います。「薄めのコーヒー」のことですが、実はこれ、和製英語なんです。つまりアメリカ人にAmerican coffeeと言っても通じないのです!

「私はアメリカンコーヒーが好きです」

×I like American coffee.

I like weak coffee.

コーヒーの「薄い」「濃い」は、英語ではweak/strongで表現します。weakは「コーヒーの成分が少ない」strongは「コーヒーの成分が多い」ということです。紅茶(緑茶)も「薄い」「濃い」はweak/strongです。また、weak/strong beerなら「アルコール度数の低い/高いビール」ということです。どれも「含まれている成分が少ない/多い」ことをweak/strongが表しています

「薄い」と聞くとthinという単語を思い浮かべる人もいるでしょう。これは基本的には「物の厚み」を言う時に使いますが、液体に使うこともできます。

thin soup「水っぽいスープ」

thinの反対のthickを使うと、

thick soup「(ポタージュスープのような)どろっとしたスープ」

液体に使われるthinは「水分量が多くさらさらと流れる」thickは「水分量が少なくどろっとしていて流れにくい」というニュアンスです。なので、もしthin coffeeと言ってしまうと「水分量の多いコーヒー」ということになりますが、そもそもコーヒーは水分が100%です。thick coffeeなら「どろどろしたコーヒー」ということになってしまって、そんなコーヒー絶対飲みたくないですよね…。

「薄い」「濃い」に対応する英語はいろいろあるので、最後にいくつか見ておきましょう。

薄い氷」thin ice

薄い青」light/pale blue

薄い霧」thin/light fog

薄い化粧」light make-up

濃い青」dark/deep blue

濃い霧」thick/dense/heavy fog

濃い化粧」thick/heavy make-up

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勉強の合間にコーヒーでも飲んでリフレッシュしましょう☕

 

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