#03「現代文単語」とは何か

皆さんは現代文の参考書、揃えましたか?この記事では、参考書購入の際に買い物かごから漏れてしまいがちな「現代文用語集」についてご紹介します。私の授業紹介の動画で、類似の話題に触れているので、記事の最後に置いておきます。

「現代文で一貫して問われているのは知識ではない」こんな言葉を聞いたことはありますか?この言葉は正しい言葉なのですが、ここだけ切り出して聴くと、ちょっとした誤解をする可能性があるので、注意が必要です。
日本史や世界史、生物や化学など「知識のインプット」が重要な科目があります。古文もある程度同じ性格をもっています。現代文は確かに、これらの科目のような「知識」をインプットしてそれを答えるという科目ではありませんよね。
しかし、だからといって「現代文には暗記が不要」という風に解釈してしまっていませんか?それは大きな間違いです。「知識」と一言にしてしまうと「どんな知識を指しているか」が不明瞭なんですよね。知識を因数分解してみましょう。
❐筆者達や有名な議論との「共通認識」

例えば、言語論では「文字や記号」と「意味内容」を分けて考えることが多いのですが、この時「文字や記号」を「能記」と呼び、「意味内容」を「所記」と呼びます。「能記」は文字に限らず、目に見える色や形全般です。例えば次のようなもの。

最初の図の①②③にこれを当てはめると
①言語論の個々の文章・主張
②能記と所記を分けて考えること
③「能記」と「所記」などの単語
❐個別的な主張や議論は問題文から読み取る
現代文を読むに当たっての前提知識とは②や③であって、①ではありません。筆者毎の主張は問題を読んでわかれば良いのです。②もモノによっては必須とは言えませんが、知っていると読解が楽になるものも多くあります。③のような、受験生と筆者の間で共通認識がないと困るような「知識」まで含めて不要と言っているわけでは無いはずです。特定ジャンル独特の考え方や意味を理解するための「現代文用語」は、理社等と同じく、しっかり暗記していきましょう。
❐とりあえず行動、まず行動
「現代文用語集」は学校で使用していなければ、一冊揃えましょう。
どんなものかピント来ないときは、例えばこんな参考書です。
https://www.kirihara.co.jp/-/special/gendaibuntango/
私の講座紹介動画で、実際の現代文用語の活用法をお話しています。
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