オンライン家庭教師マナリンク
国語

志望校の過去問からわかること

2022/12/9

こんにちは、講師のニシオカです。

この時期、「過去問をしたい!」というご希望が増えて来ます。

私の授業でも、多くの受験生と志望校の過去問に取り組んでいます。


さて、過去問を解くのはどうしてでしょうか。


「志望校の傾向を把握できる」

そうですね。過去問に触れることで、例えば「複数の傍線部を組み合わせた問題が出ているな」とか、「文学史はあまり出題されていないな」と気づくことが出来ますね。


「今の自分の実力がわかる」

たしかに。志望校のレベルに対して、今の自分がどれくらいの実力を持っているのかが、過去問挑戦で見えることも多いです。足りなさ(足りない度合い)も体感出来ますし、受験本番までのスケジュール再確認にもなりますね。


一方で、過去問は、「今年(ほぼ絶対に)出ない問題」でもあります。同じ問題が出されることはほとんどありません。当たり前ですね。


したがって、「過去問を解いたけど、点数が低くて落ち込む」という必要はありません。その問題はほぼ間違いなく今年の入試には出ないのですから。その過去問の年に受験しなくてよかったよかった、と思うようにしましょう。


過去問に挑戦することは、今の自分の弱点に気づくチャンスなんです。


「本文を読むのに、時間をかけ過ぎているな」と気づければ、今日から意識を変えることにつなげましょう。本文全体に通じるような部分や、筆者が念押しで繰り返している部分は大切に読むけれど、それ以外のところはあまり時間をかけないで読む練習をしてみましょう。


「接続詞の問題は誤答が多い」と気づければ、さまざまな接続詞がどのような意味で使われているのか、今日から気にするようになります。例えば、「しかし」だって、「違う話が始まる時」に使われることもあれば、「似たようなものを補足する時」に使われることもあります。


「知らない単語が多すぎて、そもそも本文理解が不十分だ」と気付ければ、すきま時間を使って、語彙力を増やすように工夫出来ます。例文つきの単語帳であれば、実際に文章のなかで使われるニュアンスなども覚えやすいですね。


ほら、こうすれば、「過去問を解いたけど、点数が低くて…」と落ち込んでいる暇なんかなくなります。行きたい志望校、なりたい自分に向かって、今のあなたに出来ることを頑張ってみよう!!すべての受験生を応援しています!頑張れ~


(基礎固めから過去問対応まで、たくさんのコースをご用意しています。気になるものがあれば、お気軽にお問い合わせ下さい~)

〔古文〕入試で必ず出題される!頻出古典文法 | 古典 | オンライン家庭教師マナリンク (manalink.jp)


このブログを書いた先生

国語のオンライン家庭教師一覧

国語のブログ

【それ、逆効果かも?】国語力は「教えすぎない」環境で育つ

数年前に担当していた生徒のことを、今でもよく思い出します。親御さんは非常に熱心で、毎回の授業に付き添い、子どもがわからなさそうにしていると間髪入れずに声をかけていらっしゃいました。ノートの取り方も細かく気にかけ、宿題の丸つけも欠かしません。これだけ関わってくれているご家庭なら、きっと伸びるだろうと思っていました。ところがその子の語彙力は、同学年の平均と比べても際立って乏しかったんです。記述問題では言葉が出てこない。文章を読んで感じたことを聞いても、黙ったまま視線だけが宙を泳ぐ。どれだけ解法を教えても、その部分だけがなかなか変わりませんでした。理由が見えてきたのは、授業の外側に目を向けるようにな...続きを見る
いくこの写真
いくこオンライン家庭教師
2026/5/29

現代文こそ高校1、2年で仕上げておくべき理由|現代文は時間をかけて土台を作り上げる科目です。

みなさんこんにちは!講師の富岡です。私は国語の教員免許をもちながら、数学や化学、地学や英語などあらゆる科目を指導しているちょっと変わった先生です(笑)。色々な科目の指導をしているからこそ、こう思います。「現代文は高校1、2年の2年計画でやるべき超重要科目だな。」でも、現代文の素晴らしさと驚異的な力、それと現代文ができないことによるデメリットの大きさを知らない人からすると、現代文に時間とお金をベットするのはそうそうできません。この気持ちはよくわかります。「現代文やるくらいなら数学とか英語とかやるわ。」となる人が多数だからです。私も英語や数学を指導していますから、その科目の重要性や配点の高さなどは...続きを見る
富岡の写真
富岡オンライン家庭教師
2026/5/28

「国語の記述が書けない人は“本文を写しすぎている”」 ―― “自分の言葉でまとめる”ために必要な、記述の整理法を解説します。

「記述問題になると急に書けなくなる…」「本文を写しているのに点数が取れない…」国語の記述で悩む人に非常に多いのが、👉 “本文をそのまま並べてしまう”という状態です。もちろん、本文を根拠にすることは大切です。しかし、👉 “写すだけ”では点数にならないケースが多いです。なぜなら記述問題では、👉 「本文を理解した上で整理できているか」が見られているからです。今回は、👉 なぜ“写しすぎ”で失点するのかそして、👉 “自分の言葉でまとめる力”をどう身につければよいのかを解説していきます。■ 記述問題は「コピー問題」ではない国語が苦手な人ほど、記述問題を👉 「答えっぽい部分を探して写す問題」だと思ってしまい...続きを見る
そらの写真
そらオンライン家庭教師
2026/5/25

【最短読解】迷わず「主張」へ到達するノイズ・カットの作法

「志望校の過去問や模試の国語で、どうしても時間が足りなくなる……」 国語の試験において、こうした「時間切れ」の悩みを抱えている受験生は非常にたくさんいます。あなた自身、あるいはあなたのお子さんも、同じように焦りを感じた経験があるのではないでしょうか。文章を速く、正確に読むために必要なこと。それは、とにかく目を速く動かすような「速読術」ではありません。本当に必要なのは、文章を隅から隅まで全力で読み込むことではなく、不要な部分を削ぎ落としていく「読まない力」です。実は、入試に出題される文章には、筆者の最も言いたいことを説明するために、膨大な「飾り」が含まれています。受験生の前に立ちはだかる長い文章...続きを見る
いくこの写真
いくこオンライン家庭教師
2026/5/22

「国語が苦手な人ほど“接続詞”を読めていない」 ―― 「しかし」「つまり」に注目するだけで、文章理解が一気に変わる理由

「文章を読んでも内容が頭に入らない…」「国語の文章が長くなると急に分からなくなる…」そんな人に共通しているのが、👉 “文章のつながり”を意識できていないことです。特に重要なのが、👉 接続詞です。実は国語が得意な人ほど、無意識に「しかし」「つまり」「だから」「たとえば」などを手がかりに、文章の流れを整理しています。逆に、接続詞を読み飛ばしてしまうと、文章はただの“文字の集まり”になってしまいます。今回は、👉 接続詞に注目するだけで、👉 なぜ文章理解が変わるのかを解説していきます。■ 接続詞は「筆者の道しるべ」接続詞は、単なる飾りではありません。実際には、👉 「ここから話が変わります」👉 「今から...続きを見る
そらの写真
そらオンライン家庭教師
2026/5/18

【灘校文化祭】熱くて厚い「知の結実」を見た

先日、灘中学校・高等学校の文化祭へ行ってきました。 あいにくの雨模様でしたが、最寄りの駅の構内には「灘校文化祭はこちら」というプレートを持った生徒さんたちが静かに立っていました。その落ち着いた佇まいを見た瞬間から、彼らがこの日のためにどのような準備を重ねてきたのか、その「質」について考えながら校門をくぐることになりました。今回の訪問で私が目にしたのは、一言では言い尽くせないほど多層的な情熱の形でした。溢れ出す情熱と、個の探求まず足を運んだ鉄道研究部の展示室。そこには、単なる知識の陳列を超えた、内側から溢れ出して止まらないような「スキ」という名の情熱が充満していました。 精密に作り込まれたジオラ...続きを見る
いくこの写真
いくこオンライン家庭教師
2026/5/15

この先生の他のブログ

ニシオカの写真

志望する「分野」の理由付け

2026/5/19
こんにちは、講師のニシオカです。推薦入試での合格枠が大きく増えた今、総合型・学校推薦型での受験を考える生徒さんもかなり増えて来ました。一般入試との併用が可能な学校も多いので、受験の回数を増やす効果もありますね。しっかり対策していきましょう。志望動機について、「志望理由書」「自己PR書」などの名称でか...
続きを読む
ニシオカの写真

なぜ間違えたのか、の視点から

2026/5/19
こんにちは、講師のニシオカです。平均点周辺からなかなか抜け出せない生徒さんから、チャットで質問が届きました。間違えた問題は毎回放置せずに、正解を確認して書き写している、ということでした。たしかに、放置しないで正解を確認する、という点は有効です。自分の弱点を放置しても、その範囲が出来るようになることは...
続きを読む
ニシオカの写真

強みを作っておこう

2026/5/18
こんにちは、講師のニシオカです。今年、総合型で大学受験を考えている皆さん、定期試験などの評定はいかがでしょうか。総合型での出願の際には、学校の勉強に関すること以外にも、英検などの資格であったり、部活動など課外活動の成績なども、しっかり書類に入れることが出来ます。華々しい成績がなくても、「継続して取り...
続きを読む
ニシオカの写真

日本語で授業を受ける力

2026/5/15
こんにちは、講師のニシオカです。帰国子女のお子たちのよくある悩みが、「日本語会話は問題ないけれど、日本語での授業についていけるか」ということです。たしかにそうですね。授業は基本的に一方通行で、たくさんの情報を受け止め続けなければなりません。中高生なら50~60分程度、大学生なら90~100分程度、た...
続きを読む