本文に書いてあるからと言って正解とは限らない?!現代文の意外な落とし穴
講師の富岡です◎
現代文をやっていると、どうにも選択肢が選べなかったり、記述が書けなかったり、もどかしい気持ちにさせられることがありますよね。
もちろん、大前提として「文章を正しく読む」ことが求められますが、もう少し言葉の文法的側面についても知っておくと良いですよ!
今回紹介するのはこちら。
非自立的名詞の規定成分の連関
わおわお🫨なんだか難しい言葉が出てきたと思ったことでしょう。大丈夫です、具体的に説明しますから。
ちょっとこんな問いに対する答えを考えてみてください。
Q 桃太郎が生まれてお爺さんが喜んだのはなぜか?
では、この問いに対して以下の回答は正解になるでしょうか?
A 山に柴刈りに行ったお爺さんのもとに元気な男の子が生まれたから。
きっと、「うーん、なんか、違くない?」と思ったかもしれません。
そうです、その感覚は正しいです。
最も問題となるのは、
山に柴刈りに行った ▶︎ お爺さん
この部分です。
「お爺さん」を説明する部分が「山に柴刈りに行った」となっていますね。
確かに「桃太郎」の本文中にもお爺さんが山に柴刈りに出かけるシーンが描かれていますよね?
ですが、
書いてあるからといって正解になるとは限りません!
なぜなら、
今回の問いに対して、「山に柴刈りに行った」ことは何の関係もないはずだからです。
そのため、この回答はバツになります。
このように、「お爺さん」のような名詞(厳密には非自立的名詞)が、どのような名詞なのかを説明する「規定成分」=「山に柴刈りに行った」が、問いの要求とずれているとバツになるのです。
これはあくまでも具体的な説明ですが、これが現代文の硬派な文章になると、こうした間違い選択肢にどんどんハマっていきます。
私も模試を作成するときに、この手の選択肢を設けると、受験者がどんどん引っ掛かります。
みんなこう言うんです。
「あれ?この選択肢も本文中に書いてなかったっけ?」
ええ、書いてありましたよ。でも選んじゃダメですよ。規定成分が問いの要求と全然関係ないからです。
記述答案でもそうです。何でも盛り込めばいいということではありません。むしろ盛り込みすぎは減点対象です。
こうした文法的側面も立派な国語の勉強です。
私の授業では、国語が得意な人がなんとなくできてしまっている(だが説明できない)ことを、「言語化」していきます。
国語の考え方が変わっていきますよ◎
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