たける先生のブログ(159件)

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#69 不思議な発音記号⑤[ð]

前回は子音の[θ]を取り上げ、これは日本語には無い音であること、また喉を震わせずに発音される「無声音」であることを見ました。*     *     *英語の子音は、「無声音―有声音」のペアを成している音が多くあります。たとえば、[s]と[z]、[k]と[g]、[p]と[b]は、それぞれ「無声音―有声...続きを見る

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2022/4/2

#68 伊東先生の英作文教室①

  さて今日は、「~がある(いる)」という存在を表す英語表現がテーマの英作文だよ。①はちょっと長めの文だけど、読点(、)の前後で2つの文に分けることができる。前半は、「AにBがある」という骨格の文。これは簡単だ。ただしThere is構文を使っていいのかどうか、そこは注意しないと...続きを見る

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2022/4/1

#67 不思議な発音記号④[θ]

3回にわたって、母音の中でも見た目の不思議な発音記号[ə][æ][ʌ]を見てきました。今回からは、やはり不思議な見た目の子音を扱っていきます。まずは[θ]です。この記号は数学でも使われるので知っている人も多いかもしれませんね。これはギリシャ語のアルファベットの1つで「シータ(theta)」と言います...続きを見る

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2022/3/31

#66 伊東先生の英文解釈教室③

今日扱う問題はそれぞれ1文と短いけど、なかなかの難問だ。前にも言ったけど、この授業の予習では、まずは自力で和訳を作り、その後で分からなかったところを辞書や文法書で調べてほしい。それでも分からないところには印を付けておいて、授業ではそこを特に集中して聞くようにする。予習にどれくらい真剣に取り組んだかで...続きを見る

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2022/3/30

#65 不思議な発音記号③[ʌ]

今回見ていく発音記号は母音の[ʌ]です。小文字のvを180°ひっくり返したような記号ですね。まさにその通りで、英語ではこの発音記号のことをturned V(ひっくり返されたV)と言います。またはcaretと呼ばれることもあります。caretとは元々文章の校正で使われる「脱字記号」を言いますが、形がそ...続きを見る

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2022/3/27

#64 伊東先生の英文解釈教室②

さて今回扱う英文は、私たち日本人がテーマになっている。日本史を学べば分かるように、古来日本人は外国の模倣をすることで発展してきた。私たちがふだん使っている「漢字」は中国から取り入れたものだし、古代日本の「律令制」「都城制」も中国の真似をしたもの。「元号」も中国から来たものだけど、本家本元の中国では今...続きを見る

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2022/3/22

#63 不思議な発音記号②[æ]

前回は見た目が不思議な発音記号の[ə]について説明しました。今回もへんてこな(?)見た目の発音記号である[æ]を取り上げましょう。なんか2つの文字が合体している感じがしませんか?そう、これはaとeを合体させてできた文字で、大昔、ブリテン島に渡って来たアングロ・サクソン人たちが用いていたアルファベット...続きを見る

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2022/3/21

#62 伊東先生の英文解釈教室➀

今日扱う英文は2つの文で9行という、1文かかなり長いのが特徴だね。かと言って、長かろうが短かろうが、英文を読む基本姿勢は何も変わらない。文頭から文法的に正しく構造を読み解いていくだけのことだ。もちろん1文がこれだけ長いと、SVなどの記号を振ったり、僕が授業でよくやるように括弧を使って文法的なカタマリ...続きを見る

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2022/3/10

#61 不思議な発音記号➀[ə]

英和辞典を引くと、見出し語のすぐ右にその単語の発音が示されています。 中学生用の英和辞典や高校初級用英和辞典の多くは、「発音記号」と「仮名」を併記して単語の発音を示しています。一方、高校中級用以上の英和辞典になると仮名による発音表記は無いのが普通です。[i][e][p][d]などのように、...続きを見る

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2022/3/9

#60 roger「ラジャー、了解」

無線通信などで「了解した」ことを伝えるrogerという英単語があります。実はこの単語、人名のRogerから来ています。無線通信で「了解した」ことを表す場合、元々はReceived.あるいはReceived and understood.が使われていました。Rで始まるこうした言い方を表すために、同じく...続きを見る

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2022/3/7