オンライン家庭教師マナリンク
古典

「古文は後回し」は損。文系・理系それぞれの視点で見ると

2026/4/18

大学受験に限らず高校受験も中学受験も

受験勉強は残された時間をどう使うかに

かかっていると言って過言ではありません。

なかでも大学受験は

大学ごとに「配点の高い主要科目」があり、

そのほとんどが英語と数学で、

多くの子がどうしても英語や数学に

時間が奪われがちです。


その結果、多くの生徒さんが

「古文は直前でいいや」と

後回しにしてしまいます……。

しかし、国語の講師としての視点から言えば、

これほどもったいないことはありません。


なぜなら、古文は全科目の中で

最も短期間で「完成」させられる、

究極のコスパ科目だから。




文系生徒に古文は「防波堤」


文系志望者にとって、英語は

「できて当たり前」の勝負になりがちです。
だから差がつくのは、実は国語。

その中でも古文は、

一度「読み解くルール」を身につけてしまえば、

現代文よりも得点が安定しやすい科目です。

「英語が思うように伸びない……」

と焦っているときこそ、

古文を固めてください。

英語の単語帳を1冊仕上げる手間に比べれば、

古文の重要単語(約300〜600語)を

マスターするのは、ほんの一瞬です。

ここで確実に高得点を狙いに行くことが、

文系入試における安定の土台になります。


理系生徒に古文は勝つための「飛び道具」


理系の皆さんにとって、

古文は「将来使わないのに……」と

思いがちな科目でしょう。

でも、戦略的に考えてみて。

共通テストや私立入試で、周囲の理系志願者が

「古文は捨てた」と妥協している中、

あなたが着実に得点を稼げたらどうでしょうか?

数学の難問1問に1時間を費やすよりも、

その時間で古文の助動詞や古典常識を整理する方が、

偏差値を引き上げる効率(投資対効果)は

圧倒的に高いのではと思います。

理系の得意な「論理的思考」は、

実はルールに則った古文の読解と

非常に相性が良いんですよ。

受験は「トータル点数」と「時間の配分」の勝負

第一志望の合格を勝ち取るのは、

「得意科目がずば抜けている人」だけではありません。

「苦手科目をコスパ良く、合格ラインまで押し上げた人」が

最後に勝つのを見てきました。

特にスケジュール面でのメリットも大きいです。

春から夏にかけて

古文の「基礎」と「ルール」を完璧にしておけば、

入試直前期、最もプレッシャーがかかる時期に

英語や数学といった配点の高い科目に

全エネルギーを投入できるようになります。

直前期の古文は、週に数回の読解演習と

メンテナンス程度の復習だけでOK。

この「時間の貯金」があるかないかが、

心の余裕を生み出します。

「嫌い」や「後回し」という感情を一度横に置いて、

「合格するための戦略的ツール」として

古文を捉え直してみては。

このブログを書いた先生

古典のオンライン家庭教師一覧

古典のブログ

「古文が読めない」の正体は、古典常識か

最近、古文のコースがじわじわと人気を上げお問い合わせが最も多くなっています。(めっちゃささやかだけど)単語も文法も頑張っているのに、物語の状況がさっぱり見えない……。時間がなくて、これまで向き合ってこなかった……。といろんなお悩みがあり、弱点も人それぞれですが総じて言えることはコレ。中高生は「古典常識」に弱い!古文は「外国」か「異世界転生もの」⁉古文の世界は、現代の私たちが住む世界とは全く異なるルールで動いています。古典単語の多義を知っていても、今読んでいるシーンにどれが当てはまるか分からないのは当時の「普通」のルールを知らないから。平安時代の通い婚など恋愛観に関することは教科書で頻出なのでま...続きを見る
柴山の写真
柴山オンライン家庭教師
2026/4/16

みちのくの春をお届けします!〜和歌を添えて〜|新年度もよろしくお願いいたします。

みなさんこんにちは!講師の富岡です。いよいよ新年度ですね!みなさんどうぞよろしくお願いいたします◎今回はみちのく(東北)の春を和歌を添えてお届けします♪(富岡撮影)東北は今が花の盛りです🌸厳しい寒さがようやく和らいで、春風にウグイスの声が運ばれてきます。まさに、春爛漫でございます。下手の横好きで、和歌を嗜んでおりまして、一首。みちのくの花の盛りにふるさとの           春風運ぶウグイスの声(意訳:東北の花は盛りを迎えています。春風に吹かれて花が降る、そんな古里に吹く春風が春を告げるウグイスの声を運んできたものよ。)遠くの山は山頂にまだ残雪があり、眼前には春爛漫の景色が広がっていて、ウグ...続きを見る
富岡の写真
富岡オンライン家庭教師
2026/4/8

古文に出て来る植物

こんにちは、講師のニシオカです。春ですね~、植物がこれからどんどん元気になる季節です。今日は古文でよく見る植物、「蓬(よもぎ)」をご紹介します!現代人の私たちは「よもぎ餅!」というイメージが強いですね。独特の香りのつよい、そして青臭い苦みのある植物です。古文の世界で、よもぎ餅がどれほど食されていたのかは不明ですが、まず蓬といえば「荒廃のイメージ」です。山などに生い茂っている蓬の様子や、手入れされていない庭にはびこる蓬の様子を覚えておきましょう。『源氏物語』にもこのような和歌が登場します。たづねても われこそ問はめ 道もなく 深き蓬の もとの心を(たずねても われこそとわめ みちもなく ふかきよ...続きを見る
ニシオカの写真
ニシオカオンライン家庭教師
2026/4/6

とにかく古文を後回しにしないことです|入試や模試で国語が振るわない人へ

みなさんこんにちは!講師の富岡です。いつもたくさんのお問い合わせありがとうございます!おかげさまで、こちら大変人気なコースとなっております☺️さて、国語の成績がイマイチ振るわないな、という人はぜひ古文を固めてみましょうというお話です。古文は、きちんとした勉強をすることで他科目よりも成績が伸びやすい科目です。また、古文ができると漢文もできるようになるので、古文と漢文を合わせた「古典」で一気に得点することができてしまいます。しかし、昨今古文嫌いの生徒が増えていることもあって、一昔前以上に差がつきやすい科目になっていますね。ところで、古文に関しては以下のようなお声をよく聞きます。✔️そもそも何をやれ...続きを見る
富岡の写真
富岡オンライン家庭教師
2026/3/26

他の勉強方法を探している時間がもったいない!|古文は“音読”が最強です。

みなさんこんにちは!講師の富岡です。古文の勉強で一番力がつくのは「音読」ですという話をします。そんなことを言うと受験生たちからブーイングを喰らいそうですが(笑)。でも、古文や英語といった言語系科目は「音読」を面倒くさがらずにやれるかどうかが、本当の本当に鍵を握ります。確かに、文法などをしっかりやることは大切です。しかし、そこで終わってしまうとあるところで頭打ちになってしまうのです。音読をすると、本来なら頭打ちになってしまうところをさらに突破していくことが可能です。なんだかブースターみたいですね!みなさんも音読を通して古文を暗誦したことありませんか?「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、…...続きを見る
富岡の写真
富岡オンライン家庭教師
2026/3/16

この先生の他のブログ

柴山の写真

合格する子が持っている「思考のOS」とは?

2026/4/17
最近出会った「思考のOS」という言葉。ビジネスや自己啓発で使われる用語で物事を捉え、判断するための根本的な論理思考の型を指します。時代や文化圏で「思考の型」が違うというのが議論の中心のようです。目標が高くても合格をつかむ子は語彙力やセンスだけでなく、この情報を処理し判断するための「思考のOS」を持っ...
続きを読む
柴山の写真

「古文が読めない」の正体は、古典常識か

2026/4/16
最近、古文のコースがじわじわと人気を上げお問い合わせが最も多くなっています。(めっちゃささやかだけど)単語も文法も頑張っているのに、物語の状況がさっぱり見えない……。時間がなくて、これまで向き合ってこなかった……。といろんなお悩みがあり、弱点も人それぞれですが総じて言えることはコレ。中高生は「古典常...
続きを読む
柴山の写真

新学期の「なんとなく不安」にどう対処するか

2026/4/14
新学期が始まって約1週間。 新しいクラス、新しい教科書、新しい先生……。 生徒たちは今、目に見えない「緊張の糸」を張り詰めながら、一生懸命新しい環境に適応しようとしています。授業で会う生徒の表情も期待に満ちた輝きがだんだん薄れ不安そうな雰囲気が漂い始めます。(特に中1の壁にぶち当...
続きを読む
柴山の写真

努力を「合格」に変えるのは戦略だという話

2026/4/12
受験は、ただ一生懸命勉強すればいいーーというものではないところがとても奥深く感じます。 今日お伝えしたいのは、受験における作戦の重要度です。予期せぬ志望校変更。その時、どう動く?現在コーチングを担当している、国公立大志望のある生徒さんのケースです。 やむを得ない事情で、急きょ私大...
続きを読む