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中学受験におすすめのオンライン家庭教師ブログ (393件)

予習シリーズで「考えてはいけない」理由

中学受験を始めた家庭が最初にやらかすミスがある。子どもが予習シリーズの問題を前にして黙り込んでいる。親は「考えてるんだな、いいぞ」と思う。でも実際には、答えが存在しない迷路の中をぐるぐる歩き回っているだけだ。これは子どもの能力の問題ではない。そもそも予習シリーズは「考える教材」じゃないのに、考えようとさせている構造的なミスだ。予習シリーズは「解法全集」であるまず前提として確認してほしい。予習シリーズという教材は、中学受験算数に存在するほぼ全ての解法パターンを体系的に網羅したカタログだ。テキスト制作者が何十年もかけて入試問題を分類・整理し、「これを押さえれば大半の問題に対応できる」という形に再構...続きを見る
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2026/6/8

「受験2ヶ月前に仕上げる」——逆算できない家庭が陥る、時間切れの罠

6月だ。中学受験の本番が2月なら、残り約8ヶ月。この数字を見て「まだある」と思うか「もうない」と思うか。どちらの感覚を持つかで、この先の8ヶ月の使い方が変わる。結論から言う。僕の感覚では、今の時点で「もうない」側に立っていない家庭の多くは、本番直前に詰め込み型の勉強に切り替えて、消化しきれないまま試験日を迎える。毎年そのパターンを見ている。なぜ「2ヶ月前に仕上げる」なのか「試験日の2ヶ月前に過去問演習が完成している状態」——これが僕の目安だ。2月受験なら、12月中に志望校の過去問を一通り解き終え、弱点の補強も終わっている状態が理想だ。「そんなに早く仕上げて、残りの2ヶ月どうするんですか」と聞か...続きを見る
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2026/6/7

タイムを計るのが嫌いな子は、本番で時間が足りなくなる

「先生、時間計るのやだ」この一言を、僕はこれまで何度聞いてきたか分からない。嫌がる理由はだいたい同じだ。プレッシャーがかかる。焦って間違える。ゆっくり考えたい。気持ちは分かる。分かるが、その感覚こそが落とし穴だと僕は思っている。「ゆっくり考えたい」は、受験では通用しない中学受験の本番というのは、どういう状況か。見たことのない問題を、知らない場所で、隣に知らない子が座っている状態で、制限時間内に解き続ける作業だ。普段の家庭学習とは何もかもが違う。机の感触も、空気も、音も、心拍数も。そこで「ゆっくり考えたい」は許されない。算数の試験時間はおよそ40〜50分、問題数は20〜30問というのが多くの中学...続きを見る
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2026/6/7

お子さんの中だるみ、現実逃避を経験した、あるご家庭

こんにちは。6月というのにまだ肌寒いですね。室内と外の気温差が激しいので、着ていく洋服に迷ってます。皆さんはいかがですか。2月1日から始まる東京都内の中学受験まで、今日を含めて239日となりました。2月から受験生として気持ちを新たに頑張っていた生徒さんの中には思うように成績が上がらず、中だるみや現実逃避に向かう場合があります。そんな時に親御さんはどのように接するべきでしょうか。一つ過去の事例を挙げますね。週テストが近いのにテレビを見ているお子さんを親御さんを叱った事で口論となり、お子さんは完全に不貞腐れてしまいました。そんなお子さんのそばで、親御さんは兼ねてから読書嫌いだったお子さんがいつか読...続きを見る
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2026/6/7

塾の面談で「もう少し頑張りましょう」と言われたら?プロが教える、面談で引き出すべき”具体的なアドバイス”

塾の面談で、先生から「最近少し成績が下がっていますね。ご家庭でももう少し頑張りましょう」「算数が課題なので、しっかり復習してください」と言われ、「はい、分かりました」と帰ってきてしまうことはありませんか? そして家に帰り、「もう少しって、具体的に何をどう頑張ればいいの?」と途方に暮れてしまう……。私はこれまで20年以上にわたり、オンライン家庭教師や進学塾で700人以上の生徒さんを指導してきました。その経験からお伝えしたいのは、塾の面談は「先生の話を聞く場」ではなく、「家庭学習の具体的な指示を引き出す場」にしなければならないということです。 今回は、形式的になりがちな塾の面談を実りあるものにす...続きを見る
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2026/6/7

ノートは「未来の自分への手紙」である

中学受験の勉強をしている子のノートを見て、毎回思うことがある。「このノート、来週には読めなくなるな」と。丁寧に書かれている。字も綺麗だ。板書も漏れなく写している。でも問題がある。そのノートは「今日の自分」にしか解読できない。偏差値が伸びない子のノートは、たいていそういうものだ。今この瞬間は分かっているから、ノートが機能しているように見える。でも学習において本当に必要なのは、「3ヶ月後に見ても分かる記録」である。そこを誤解している家庭が、驚くほど多い。ノートの本質的な機能そもそもノートとは何のためにあるか。大きく分けると2つの機能がある。「考えをその場で整理するための作業台」と、「後から重要なこ...続きを見る
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2026/6/6

小問集合が何度も同じ問題を出す、その本当の理由

中学受験の算数で、なぜ同じような問題が繰り返し出るのか。不思議に思ったことはないだろうか。「よく出るパターン」として塾のテキストに載っている問題が、本番でもそのまま出る。偶然ではなく、これには構造的な理由がある。今日はその仕組みを話す。知っておくだけで、対策の優先順位がまるで変わる。試験を作る先生は「平均点」に縛られているどの中学校の算数入試にも、大問1や大問2として「小問集合」が設けられている。計算問題や一行問題が10問前後並ぶ、あのセクションだ。この小問集合、なぜ存在するのか。その答えは、出題者の事情にある。試験を作る先生は、平均点を一定の範囲に収めることを求められている。平均点が20点な...続きを見る
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2026/6/5

テスト直しは親が解説してはいけない——池上彰さん現象の罠

テスト直しをしていますか、と保護者に聞くと、だいたい「はい、一緒にやっています」という答えが返ってくる。では具体的にどうやっていますか、と聞くと、こうなる。「間違えた問題を見て、どこが違ったか説明してあげています」「解き方を一から教え直しています」「解説を読みながら一緒に確認しています」全部、惜しい。というより、全部逆だ。池上彰さん現象、というものがあるテレビで池上彰さんの解説を聞いていると、すごくよく分かる。複雑な国際情勢も、経済の仕組みも、あの人が話すと整理されて、納得感がある。「ああ、そういうことか」という気持ちになる。翌日、何か残っているか。ほとんど残っていない。満足感は高い。理解した...続きを見る
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2026/6/5

解法暗記はダメ、は本当か——チャート式と中学受験の奇妙な矛盾

「解法暗記はダメです」塾の先生も、受験本の著者も、YouTubeの中学受験インフルエンサーも、判で押したようにこう言う。考える力を育てましょう。解法を丸暗記するだけでは応用が利きません。理解を深めることが大切です。僕はこれを聞くたびに、ひとつの疑問が頭をもたげる。じゃあ大学受験は何なんだ、と。チャート式は「解法暗記」の塊である青チャートを開いたことがある人なら分かるはずだ。あの本の使い方は、基本的に「例題を繰り返し解いて、解法を血肉化する」である。解説を読んで、手を動かして、何も見ずに再現できるまでやり込む。それがチャート式の正しい使い方だ。東大・京大・医学部を目指す高校生が全員やっている方法...続きを見る
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2026/6/5

「教えられる」と「できるようにする」は、まったく別のスキルだ

小4の内容なら自分で教えられる。でも小5になったら追いつけなくなって、小6からお願いします——そういうご家庭と、僕はこれまで何度も面談をしてきた。気持ちはよくわかる。子供が困っているのを見ていられないし、塾に丸投げするより親が関わった方が子供のためになると信じている。その誠実さ自体は否定しない。ただ、率直に言う。「教えられる」と「できるようにする」は、まったく別のスキルだ。この違いを理解しないまま小4・小5と家庭で進めると、小6からプロが関わっても「修正するための時間」が先に消えていく。受験本番に間に合わないケースが、ここから生まれる。親が「教えた」とき、何が起きているか解き方を説明することは...続きを見る
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2026/6/5

オプション講座は本当に必要?「あれもこれも」と手を出さず、今の我が子に必要な講座を見極めるコツ

学年が上がり、夏休みや直前期が近づいてくると、塾から「〇〇特訓」「週末志望校別講座」といったオプション講座を次々と勧められることがあります。 「周りの子もみんな受けているから」「先生から勧められたから受けないと受からないのでは…」と不安になり、あれもこれもと申し込んでしまっていませんか。実は、私がこれまで見てきたご家庭の中で、「塾の先生の言うとおりに全てこなしていたのに、残念ながら受験で合格できなかった」というケースは決して珍しくありません。 真面目なご家庭ほど、「プロである塾の先生が言うのだから間違いない」と、新しい講座を追加し、膨大な宿題を深夜までかかってこなそうとしてしまいます。しかし...続きを見る
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2026/6/4

脳みそはスタミナだ——試験50分で全問「考えて」いたら、解けるはずの問題まで落とす

中学受験の算数で、こんな子がいる。模試では偏差値50前後。計算は丁寧。ノートもきれい。授業中に手を挙げて答えようとする。「考える力がある子」と先生には言われている。なのに、本番の試験で点が取れない。原因は、考えていることそのものにある。試験中の「脳みそ」は有限である50分の試験で、算数の問題は30問前後出る。その30問を、最初の1問目から最後の1問まで「うーん、どうやって解くんだっけ」と考え続けたとしよう。前半の簡単な問題にも、後半の難問と同じ密度の思考を注いでいく。どうなるか。後半、本当に「考える必要がある問題」に差し掛かった時点で、脳みそがクタクタになっている。スタミナが切れた状態で難問に...続きを見る
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2026/6/4

子供の成績が上がらないのは、あなたのせいじゃない。

はっきり言う。「自分の育て方が悪かったから、うちの子は勉強できないんじゃないか」そう思っているお父さん、お母さんがいたら、今すぐその考えを捨ててほしい。子供を愛して、一生懸命育ててきた。それは間違いない事実だ。成績が上がらないことと、親としての愛情や努力の量は、別の話だ。混同しないでほしい。では、なぜ成績が上がらないのか。答えは単純だ。ボタンの掛け違いが、どこかに一つあるだけだ。問題を特定できれば、8割は解決している僕がかつて大学で師事した教授から、こんな言葉を聞いた。「難しい問題というのは、問題の特定そのものが難しい。だが、問題を正確に見定めることができれば、その問題は8割方解決できる」これ...続きを見る
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2026/6/3

問題を全部「同じに見てしまう」子——パターン識別能力の鍛え方

「差集め算も過不足算も、なんか似てますよね」体験授業の後、お父さんがそう言った。いや、似ているのではなく、お子さんの頭の中で全部が同じカテゴリに入っているのだ。線分図を使う何か、として。これは理解力の問題ではない。整理の問題だ。引き出しが1つしかない子に、いくら丁寧に説明しても、全部同じ引き出しに放り込まれる。問題を解く前に「これは何算か」を判断できないまま、とりあえず手を動かし始めて、途中で止まる。あのパターンを繰り返している。「全部同じに見える」の正体サピックスでも予習シリーズでも、小4後半から小5にかけて、和差算・分配算・過不足算・差集め算・取り違い算が一気に登場する。見た目はどれも似て...続きを見る
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2026/6/2

アンカーポイントを拾えない子は、なぜ動画授業を見ても伸びないのか

動画を見た。ノートに写した。問題を解いた。それで偏差値が上がるなら、世の中に受験で苦労している子などいない。「うちの子、予習シリーズの動画ちゃんと見てるんですけど、テストになると解けなくて……」この相談を受けるたびに、僕は同じ質問を返す。「動画を見るとき、何をメモしていますか?」たいてい、答えに詰まる。動画授業は「見た」だけでは何も起きない予習シリーズをはじめとする映像授業のコンテンツは、それ自体の質は高い。解説は丁寧で、ステップも踏んでいる。ただし、それは「受け取る側に準備がある」場合の話だ。動画を流しながらノートを写すだけの子がやっていることは、授業の実況中継を録音しているのと変わらない。...続きを見る
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2026/6/2

「分からないところを聞きに行けない…」引っ込み思案な子が、塾の質問教室を120%活用するための親の根回し

お子様が集団塾に通っているご家庭から、非常によくご相談いただくお悩みがあります。それは、「塾で分からないところがあっても、先生に質問に行けない」という問題です。「質問教室があるんだから、しっかり聞いてきなさい!」と送り出しても、結局聞けずにそのまま帰ってきてしまう。勉強が苦手な子や引っ込み思案な子ほど、大勢の生徒の中で先生に声をかけるタイミングが掴めず、分からない問題をそのまま放置してしまいがちです。 しかし、これを「うちの子は消極的だから」と子ども任せにしていては、成績は決して上がりません。今回は、お子様が塾の質問教室を120%活用できるようにするための、親御さんの「賢い根回し」とサポート...続きを見る
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2026/6/1

学力より先に教えるべき「所作」の話

塾で結果が出ない子の多くは、頭が悪いわけでも、努力が足りないわけでもない。所作が身についていないだけだ。僕がここで言う「所作」とは、礼儀作法の話ではない。「学ぶための身体と心の構え」のことだ。鉛筆を持つ前に、椅子への座り方がある。問題を読む前に、注意を向ける習慣がある。解法を覚える前に、指示を最後まで聞く態度がある。これらをひとまとめに「所作」と呼ぶ。多くの教育者がこの前提をすっ飛ばして、いきなりコンテンツを詰め込もうとする。容れ物が整っていないのに、水を注ごうとしている。当然、こぼれる。「教える前」に整えるべきもの軍隊の初年度訓練が最初に叩き込むのは、戦闘技術ではなく規律だ。起床・整列・報告...続きを見る
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2026/6/1

テストの解き直しは、9割の子に必要ない

承知しました。②の要素を完全に外して、①一本に絞って書き直します。テストの解き直しは、9割の子に必要ない「テストが返ってきたら解き直しをしなさい」受験業界でほぼ疑われることなく流通している定説だ。塾の先生も言う。家庭教師も言う。教育系のブログも判を押したように同じことを書く。僕はこの定説に、かなり懐疑的だ。解き直しをやっても成績が上がらない子を、この仕事で何人も見てきた。そういう子に共通しているのは「怠けている」ことではない。むしろ逆で、律儀に解き直しをしている。ノートに問題を写し、解説を見ながら手を動かし、赤ペンで丁寧に正解を書き込む。それをやって、満足して終わる。翌月のテストで、同じ問題を...続きを見る
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2026/5/30

「小4の自分ならどう感じる?」——怒れない講師が見つけた、生徒が伸びる唯一の視点

中学受験の指導をしていると、「なぜこんな簡単なことが分からないんだ」という感情が頭をよぎる瞬間がある。分かる。その気持ちは分かる。でも、そのもどかしさが出た瞬間、指導の質は静かに下がっている。僕がそれに気づいたのは、一つの問いを持つようになってからだ。「この子と同じ年の頃、自分はどうだったか」指導者が陥る「逆算の罠」多くの講師や親は、「今の自分」から子どもを見る。既に解法を知っている視点から、知らない子どもを見下ろす。当然、もどかしい。「なぜこんなことに気づかないのか」と感じる。しかしこれは、フルマラソンを完走した人間が、5キロ地点でへたり込んでいるビギナーを見て「なぜ走り続けられないのか」と...続きを見る
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2026/5/30

大量の復習ありきの勉強で疲弊してしまう前に

年々、レベルも量も格段に上がってくる中学受験の問題。何をどこまで再度学習するのか…「復習時間」は大きな悩みのタネです。もちろん復習はとても大切な学習のステップです。ですが私は、家庭教師として中学受験を指導してきた中で、「復習ありきの授業」には限界があると感じています。なぜなら、中学受験の子どもたちは想像以上に忙しいからです。塾の授業が週に何日もあり、毎回大量の宿題が出て、さらには学校の宿題や習い事もある。*賛否両論あるかと思いますが、私は公立小学校の宿題の出し方にも地域によっては疑問を感じています。その中で、塾で習う→家で復習する→家庭教師で教わる→また家で復習するという流れを続けていると、ど...続きを見る
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2026/5/29

予習シリーズだけ仕上げても、本番で詰まる学校がある

了解です。面談の該当素材を確認します。使う素材:疲労(慶應湘南)・三田国際は「問題が悪い」問題が多い予習シリーズは変な問題を入れない=良問のみ捨て問2種類:実力不足型 vs 問題が悪い型悪問への「慣れ」も受験準備の一部予習シリーズのクラスアルファの位置づけ難関校の最後の数問は「解いてもらおうと思っていない」出題者のメッセージ論入試分析色が強いので3000〜4000字で書きます。予習シリーズだけ仕上げても、本番で詰まる学校がある中学受験の算数対策として、予習シリーズを軸に学習を進めている家庭は多い。四谷大塚が長年かけて作り上げたこの教材は、基本から応用まで体系的に構成されており、良質な問題が揃っ...続きを見る
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2026/5/29

算数が苦手なんじゃない。「算数以前」が足りないだけだ

成績が伸び悩む5年生の保護者と話すと、だいたい同じ言葉が出てくる。「うちの子、算数が苦手で」でも話を聞いていくと、多くの場合、問題は算数そのものではない。計算ミスが多い、時間が足りない、途中で焦って問題を読み飛ばす。これらは算数の理解不足ではなく、算数を解くための「基礎体力」が足りていないことから来ている。野球で言えば、バッティングフォームを直す前に、体幹と走力を鍛えなければならない段階にある。そこにきれいなスイングを教えても意味がない。上位クラスの子は何が違うのか中学受験の組み分けテストは、一般的に50分で行われる。上位クラスに在籍する生徒の多くは、このテストを35分前後で解き終える。残りの...続きを見る
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2026/5/29

綺麗な解法を見せる授業ほど危ない

塾の体験授業を見学したことがある保護者の方から、こういう感想をよく聞く。「先生の解説がすごく分かりやすくて、子供も理解できたみたいです」その感想が出た時点で、僕は少し心配になる。分かりやすい解説を聞いて理解した気になることと、試験会場でその問題が解けることは、まったく別の話だからだ。むしろこの2つは、ある意味で反比例する。「理解した気」という最も危険な状態以前、ある塾の研修で、ベテラン講師の授業を生で見る機会があった。難しい問題を前にすると、本当に鮮やかな解法を展開する先生だった。見ている側が思わず唸るような手順で、式がすっきり並び、答えへの道筋が美しく照らされていく。授業後、生徒たちの顔には...続きを見る
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2026/5/29

「うちの子、塾の授業についていけてる?」不安を解消する、塾の先生への上手な相談・アプローチ法

お子様が集団塾に通っていると、「人数が多くて、うちの子は教室の隅で埋もれてしまっていないか」「授業のスピードが速すぎて、実は何も理解していないのではないか」と不安になることはありませんか。私はこれまで20年以上、進学塾やオンライン家庭教師として700人以上の生徒さんを指導してきました。大手塾での指導経験もあるからこそ分かるのですが、生徒数の多い集団塾では、先生一人あたりが見る生徒の数が非常に多く、一人ひとりの性格や家庭環境に合わせたきめ細やかなサポートや相談の時間を十分に取れないという現実があります。 「先生が忙しそうで声をかけづらい」「面談でも一般的なアドバイスしかもらえなかった」と孤独に悩...続きを見る
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2026/5/29

「うちの子、スタートが遅いかも…」マイペースな子・出遅れた子が輝く、志望校選びと逆転の学習法

「周りは4年生から塾に通って猛勉強しているのに、うちは最近になってようやく受験を意識し始めた」「うちの子はマイペースで、今から本格的にスタートして果たして間に合うのだろうか…」と、出遅れに対する焦りや不安を抱えていませんか?私はこれまで20年以上にわたり、オンライン家庭教師や進学塾で700人以上の生徒さんを指導してきました。その中で、6年生から本格的にスタートしたご家庭や、マイペースで勉強嫌いだったお子様が、見事に第一志望校の合格を勝ち取る「逆転合格」を数多く実現してきました。 結論から申し上げますと、スタートが遅くても「今からでも十分に間に合います」。今回は、出遅れたお子様が輝くための逆転の...続きを見る
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2026/5/28

「傾向対策に効果はあるか」AIと議論した

前置きを一つ。これはAIと実際に交わした対話を、記事の形に整えたものだ。テーマは「傾向対策に効果はあるか」。僕は懐疑派として議論に臨み、AIは肯定派として応じた。ソクラテス式の問答形式で進む。どちらが正しいかではなく、どちらの問いが鋭かったかを見てほしい。第一問:「傾向を読める」とはどういう意味かヒロユキ:まず定義から入ろう。「傾向が読める」というとき、それは何を意味するんだ。「この学校は図形が多い」程度の話なら、それは予測じゃなくて過去の記述だ。二つを混同していないか。AI:「傾向を読む」には二つのレベルがある。一つは記述的な把握、つまり過去の出題分布を知ること。もう一つは確率的な重み付け、...続きを見る
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2026/5/28

「叱らない塾」に通わせた親が、半年後に後悔する理由

「怒鳴ったりしない、子供のペースを大切にする指導をしています」塾のホームページや体験授業でこういう説明を受けると、多くの保護者は安心する。うちの子は繊細だから、怒られると傷つくから、と。その安心感はよく分かる。ただ僕は、このフレーズを聞くたびに少し身構える。叱らない塾には、叱らない理由がある。「優しい」は方針ではなく、結果だまず整理しておきたいのだが、叱らないこと自体が問題なわけではない。問題は、叱らないことが指導の「哲学」ではなく、「楽さ」から来ている場合だ。子供を叱ることは、エネルギーがいる。叱り方を間違えれば保護者からクレームが来る。だから叱らない方が、塾の運営として都合がいい。「子供の...続きを見る
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2026/5/27

やる気がないから成績が上がらない、ではない。逆だ。

中学受験の相談を受けていると、ある種のセリフを判を押したように聞く。「うちの子、やる気さえ出てくれれば…」僕はこれを聞くたびに、心の中でため息をつく。やる気が先に来ると思っている限り、この子の成績は上がらない。構造から間違えているからだ。「やる気待ち」という永久機関の不在やる気が出たら勉強する。勉強したら成績が上がる。成績が上がったらもっとやる気が出る。理屈の上では美しいサイクルだ。ただ、最初の「やる気が出たら」という前提が、どこから来るのかを誰も説明しない。小学5年生の男の子が、自分から「よし、中学受験の算数を頑張ろう」と思い立つ瞬間を待ち続けた家庭を、僕はまだ見たことがない。そもそも、9割...続きを見る
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2026/5/27

伝説の先生の教材に、解説はほとんどなかった

教材を見せてもらって、正直、面食らった。その先生はこの業界で知らない人間がいないくらいの存在で、長年にわたって難関校への合格実績を積み上げ続けてきた人だ。その先生がオリジナルの教材を使っているという話を聞いて、一度見せてほしいとお願いした。届いたものを開いて、最初に思ったのは「あ、こんなもんなのか」だった。そこに並んでいたのは、過去問の寄せ集めだった。有名校の入試問題がずらりと並んでいる。詳細な解説があるわけでも、独自の図解があるわけでもない。市販の問題集と、見た目はほとんど変わらない。だが、話を聞いていくうちに、自分の認識が完全に間違っていたことに気づいた。5年から10年、かけてつくるものそ...続きを見る
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2026/5/26

難関校の最終問題は「教材」だ。解けなくていい理由

中学受験の過去問を前に、こんな光景を何度も見てきた。親が「この問題、解けるようになった?」と聞く。子どもが「わからない」と答える。親が「じゃあもう一回やり直して」と言う。この会話、根本的にズレている。難関校の最後の方に並ぶ問題というのは、「解けるかどうか」で評価するものではない。そこに込められた設計の意図を理解した瞬間、その問題はとんでもない教材に化ける。スーパーマリオの1-1が天才である理由突然だが、スーパーマリオブラザーズのワールド1-1の話をさせてほしい。ゲーム業界では、あのステージ設計は伝説的に評価が高い。理由は単純で、説明書を読まなくてもあのステージを遊ぶだけで、マリオというゲームの...続きを見る
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2026/5/26